第794話

「震えるほど怖い!! 私ッて……?」

 アンジェラのエメラルドグリーンの瞳が曇った。


「い、いえ…、別に、怖いワケじゃ……」

 オレは細かく首を振った。


「じゃァ、こんなに熱いのにどうして震えているの…👄✨💕💕」

 アンジェラはキス寸前まで顔を近づけた。

「あ!」

 少し上体を引いた。甘い匂いが鼻孔をくすぐった。





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