第777話 ジュリア

 屋敷には多くの執事や家政婦がいたがオレも使用人らに混ざって下働きをさせられ、嫌がらせや影での暴行に晒された。

 だが、そんな事は苦ではなかった。


 その夜も龍騎たちにたっぷりカワイがられ地下にある自分の部屋へ戻った。

 深夜、オレを心配した家政婦のジュリアが部屋を訪れた。

 目の醒めるような美少女だ。


「龍児様❗ 夜分、ヨロシイですか?」

 一気に室内が華やいだ。

 蠱惑的な香水の匂いがオレの欲望を駆り立てていった。










  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る