第650話 再現ドラマ 2

 真夜中の一時を回っていた。

 マンションの一室に少年たちがたむろしていた。


「さっすがエイちゃん。持つべきモノは、権力のある父親だねぇ~❗❗」

 モヒカン少年が笑った。


「しっかし……、あのジジー❗❗❗

 言いたい事、言いやがって~❗❗」

 エイジ(仮名)は吐き捨てた。


「何が、末代まで祟ってくれよう❗❗だ……」


「フン、オレたちは少年法で守られてンだ❗

 知らねぇ~のかね。あのジジーは❗❗」

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