第489話 セイラ

 急いで僕らはガレージへ向かった。

「ねぇ、麗美、早くアリスのトコへ連れてってよ」

 父親の車でアリスの居場所へ向かうのだ。

「あ、そうだ。マック! 運転できる?」

「え、まぁな…😁💦💦」

「じゃ、頼むよ。ねぇ、麗美! アリスは、どこにいるの……😒💦💦」

 キーをマックに放り投げ麗美に訊いた。


「え、アリスゥ…、さぁ……

 セイラのトコかな」

 あまり乗り気でないようだ。


「じゃ、そこへ案内して❗❗❗」

 マックの運転で発進した。


「でも、セイラ、死んじゃったから、な」

「え……、な、何それェ……?」

 ボクと麗美は後部座席に座っていた。





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