第432話 唇にキスを
一瞬、白い光の隙間に都会の光景が見えた。
「あそこだ~~!!」
あの隙間に、ダイブする以外ない。
後の事を考えている余裕はなかった。
ボクは、激流に押し流されるように隙間へダイブした。
瞬間、ボクの唇に柔らかなモノが当たった。
女の子の唇だ。
突然、ボクは空間から翔んで現れたように女の子の唇にキスをしていた。
それも、街の中だ。
ボクは、宙に浮いている状態だった。
そのまま勢いに流され彼女は白いビルの壁にドンと押し付けられた。
ボクは、彼女を抱きしめたまま地上に降り立った。
「た、助かった~~…😆🎶✨」
思わず、笑みがこぼれた。
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