第406話 ブルーローズの奇跡

「争奪戦が初まったようだ。アッと言う間に、【ブルーローズ】が日本を……、そして世界中を席巻し、【マルデック】が地上を支配していった」


「う~ン…😔💦💦 なるほど」


「良いか、見ろ。これが、【ブルーローズ】の奇跡だ」

 ルーが手をかざすと空間にスクリーンが現れた。かなりの大画面だ。


「真神天真、【ブルーローズ】❗❗❗」

 と言うと、画像が流れた。流麗なピアノ曲が聴こえた。

 画面にはベッドに横たわる老人の姿が映っていた。

 寝たきりのようだ。


 彼が真神天真なのだろう。

「この弱々しい姿が、【ブルーローズ】を服用する事で……」

 ルーが紹介した。

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