第281話 ヤケに響いた
「ああ…、そうだ……」
ボクは、ひとりっ子だから母親が、ボクを愛してくれるのが当たり前だと思っていた。
ボクも面と向かっては恥ずかしくて言えないが、母親の事を愛している。
でも、そんな事、言わなくたって、伝わっていると思っていた。
「ママに、ちゃんと言って上げないと…😒✨」
ロックの言葉がヤケに響いた。
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