第88話 エイゴ、ワカラナ~ーイ

 構わず、ロックは馴れなれしく英語で話し掛けていった。


「ノー、ノー……😅💦💦」オバさんは胸の前で両手を振って、

「ワタシ、エイゴ、ワカラナ~ーイねェ~…😅💦💦」

 と訳の解らないカタカナ英語で応えていた。

 それでも、ロックは大袈裟なジェスチャーを交え、英語で話しかけていた。


 さすがに堪らず、

「じゃ、ショー君、また今度ね…😅💦 お母さんに宜しく……」

 そう言うなりボクの返事も聞かず、逃げる帰るように自宅へ入っていった。

「フフ…😌✨」

 ロックは肩をすくめ微笑を浮かべた。

 

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