第69話:急いでアリスに

「ねぇ、ショー君」

 隣りのオバさんから声を掛けられた。


「はぁ、こ、こんにちは…😅💦」

 軽く会釈したが、それ以上、構ってられない。アリスの行方が気になった。


「今、お宅から変な水着の女の子が出ていったわよ」

「え、あ、その子、どこ行きましたか……?」振り返り訊いた。


「ああ、向こうの方に行ったけど……」

 ボクは、急いでオバさんの指差す方へ駆け出した。


「ありがと~…😅💦 オバさん」


「ちょっと、ショー君……」

 声を掛けられたが、急いでアリスに追い付かなければならない。


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