第56話 【創作論】ネバーエンディングな異世界

近頃またちょっと、テンプレなろう系異世界小説を立て続けに読んでたんですよ

あ、立て続けと言えばカクヨムの縦読み、イマイチ読みにくいですよね


それはさておき、なろう系中世ヨーロッパ的異世界――最近は「ナーロッパ」って便利な言葉も出来ているようで https://togetter.com/li/1393002 ――を主に立て続けに読んでいたら、モフモフはフェンリル率高くて、しかも名前が「フェン」とか「フェル」とかだったり、魔法の属性やらギルドやら、色々そっくりなものだから、連載の最新話に追いついた作品もいくつもあって、最新話を読むとどれがどの話の続きで「どんな設定だったっけ? ( ゚д゚)」ってこともしばしばで


で、思ったのです

こいつら(作者様に失礼!)話を畳む/終わらせる気がないな、と


水戸黄門の旅よろしく、飽きてエタるまで延々と中くらいの山場を繰り返す


『盾の勇者の成り上がり』とか、いったん終わっておけばいいものを、強くてニューゲームな「槍の勇者のやりなおし」とか続けてグダグダ(とまでは言えないか)続いているし


『賢者の孫』とか『私、能力値は平均値で〜』とか完結しないこと山脈のごとし


まあ、カクヨムでも累計ランキング上位の作品ってだいたいそういう傾向ですけど、それでも体感的に10万字(文庫本の1冊分)を目安に完結している率が高い気がするんですよね、カクヨムの方が、なろうより


だからどうだってこともないんですけど、ふとそう思ったのでした




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