異世界転生を倒そう!への応援コメント
「君の名は。」もセカイ系でしたね。
セカイ系も異世界転生モノも、自分の世界のこもりたい人間の願望を都合よく満たしてくれる作品群なのでしょう。
面白い分析でした。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
「君の名は。」も確かにセカイ系ですし、持論を再度持ち上げるようで恐縮ですが“時間を支配している”作品だと思います。
やはり今後の流行のキーは時間なのではないでしょうか。
異世界転生を倒そう!への応援コメント
おっしゃる通り、ループものはまた流行ると思います。
ですが、多分書かれる作品類は今とかわらない、あるいは悪化してると思います。
主観ですが、異世界転生の類が嫌われる理由は、同じようなキャラが、同じような世界観で、同じようなストーリーを、若干の差異で、量産されてるからだと思います。
そしてループものは、それらの量産された作品を一つにまとめたものだと、個人的には考えます。
結果、ただでさえ似通った異世界転生が多いのに、その中の唯一のオリジナリティとも言えるキャラ、世界観、ストーリーを、よく言えば共有、悪く言えば寄生した二次創作が氾濫するんじゃないかと。
正直、ここは読むだけの人よりも、自身も書く人が大半なので、下手に書くのが難しい作品が流行ってしまうと自分も難しい作品を書かなくてはならなくなるので、そう言うのは避けられてきたんじゃないかと思います。
結果、楽な方へ楽な方へと流れての異世界転生ブームかと。
ループものが流行るという予想は素晴らしいと思いますが、その結果が今より酷いディストピアになるかもしれません。それでも、今から始めれば先駆者としての独裁政治は完成できるかもしれません。
長々と自分の考えを書いてしまってすみません。
実に鋭い考察だと思いました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
ループものが流行った結果ディストピアになるかどうかはまだ予想できませんが、これからも動向を見ていこうと思います。
異世界転生を倒そう!への応援コメント
とても面白い考察だと思います。
セカイ系からハーレムへ展開していく経過など、とても納得しました(笑)
個人的な持論ですが、
異世界転生系が流行した背景の一つとして、気軽に参入できる環境で膨大な数に増えた作者と、それに伴う作者たちの全体的な能力低下もあげられると思います。
現実世界の小説を書くには、対象分野へ対する緻密な事前調査と分析が求められ、物語の構成にも論理的整合性が求められますが、異世界転生にそれは必要ありません。自分が脳内で思い描くままの理想的な設定を、「そういう世界だから」との一言で表せますし、論理的整合性がなくても「魔法」や「異世界」という一言で解決できます。
もちろん、なろうやカクヨムにもプロを超えるような文才を持ち、その上で異世界転生系を書いている人もいますが、やはり、全体から見ると少数派であり、今後も少数派であり続けると思われます。残念なことに、読者ユーザーの大半は、村上春樹や伊坂幸太郎のような文章より、文章構成力に乏しい作者が書いた小説の方が読みやすいと感じてますから……
作者からの返信
コメントありがとうございます!
「気軽に参入できる環境で~」というのは大いにあると思います。
というのも現代の日本ではRPGなどのゲームが一般化し、共通認識としてあるからです。
(かつてシェイクスピアが基礎教養としてあったように)
ただし問題なのは文章構成力のない作家が多いという点ではなく、異世界転生ばかりが流行しているという点だと思います。
そもそも素人が参加することを前提としたサイトで、文章力はともかくとしてオリジナリティが求められるべきであるのに、異世界転生ブームという形で可能性に蓋をされているこの現状こそ打開すべきことなのではないでしょうか。