評論家

 下級の文化では、汗を流さずなんでも批判する人の同義語。

 上級の文化では、当事者みないっぱしの評論家と自認している。


 愛するジャンルが何であれ、

寸評から批判的な部分を取り上げれば、誰の批評も「何でも批判」しているように聞こえるものだ。

 「~の部分は良いが、~は良くない」という批評の良くない部分だけを聞いている。

 きちんとした競技の参加者であっても、

第三者同士の試合では場外からの評論家(観客)にしかなれない。

 批判するところは、規則を知っているがゆえに、

ルール知らずよりもさぞかし多いだろう。

 評論するより無関心で何も言わない感じない情報すら知らないのがルール知らずのやること。


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