前のエピソード――[SF]人の家の真田幸村

☆タイトル「smoke」

☆作者名「凶炭酸」

☆ジャンル「ホラー」

☆作品リンク

https://kakuyomu.jp/works/1177354054884042040

☆キャッチコピー(原作より引用)

煙草の煙って、心中相手を探しているみたい

☆あらすじ(原作より引用)

───ゆらゆらゆらゆらゆらゆら

青白い煙はどこへ逝く

呼んだところで目に染みるのは君のせいだ。

(息抜きで書いた短編小説です5分もあれば読めるかと。お時間あったら連載中の作品もよろしくお願いします)

☆作者評

こちらの作品はホラーではあるけど内容としてはやや恋愛寄り。そして何より、その内容や文体が独特なので読む人を選ぶ作品。万人受けはしないでしょう。それでも、私はこの作品を広めたい。そんな一心で紹介します

煙の描写と状況が繋がっているように見える。一番評価すべきは、主人公の少し変わった……いや、異常とも思える心情を文章で上手く表現しているところ。そして状況を煙で比喩されてる、というのかな。煙の変化が状況や心情の変化と繋がっていて、思わず「おおっ」と声が洩れてしまう。

ちなみに私は最後のオチを読んで、思わず叫びました。でも文体は好きだから、怖いもの見た差で何度も読んでます。あえていうなら、心中ものが苦手な人は避けた方がいいです。人によってはトラウマを思い出してパニックになる可能性があります。でも、そうでない人は文体の合う合わないに関係なく、是非一度でいいから読んでみてほしい。そう思う