[完]凍える天使
☆タイトル「凍える天使」
☆作者名「小村ユキチ」
☆作品リンク
https://kakuyomu.jp/works/1177354054882769351
☆あらすじ(原作より引用)
美しい天使はいつだって凍えている。
三浦悦子さんらの作る、現代の球体関節人形の完成度に感動して思わず書いてしまった短編集。ものすごく、本当にものすごく好き嫌いのある話ですので、ご注意を。
※一話目以外、順番は全然関係ありませんので、気になったタイトルから読んでいただけたら。
※終わってませんが、完結にしました。詳しくは下記の近況ノートへ。
https://kakuyomu.jp/users/sitaukehokuro/news/1177354054884123266
天使展……デザイン重視・後になればなるほど凝ってて面白いかな
エピソード……物語重視
ひたすら残酷で、悪趣味なお話ですが、当然現実にこのような行為を肯定しているわけはありません。あくまでもフィクションとして、軽い気持ちでご覧ください。
☆作者評
この作品の評価をする前にまず一言。グロテスクな表現、残酷な表現、が秀逸。だからこそ、その手の表現が苦手な方は素直にこの作品を読むのをやめた方がいいかもしれない。生半可な覚悟で読むと、この作品に飲まれてしまう……
キャッチコピーにあるように、「不死の少女を素材に作られた天使人形」が出てくるお話。天使人形が何か気になった方は是非、第一話「天使の作り方」を読むといい
この作品は残酷な表現、グロテスクな表現、を上手く表現している作品。不死の少女が天使人形になるまでの説明を読んだ時、思わず鳥肌が立った。天使人形の作成過程は実に残酷だ。その過程をリアルに丁寧におぞましく書ける、作者の文章力に空いた口が塞がらなかった
これは列記としたホラーだ。だが、再生魔法やら不死の魔法やら、異世界と思わしき表現が出てくる。異世界を舞台にしたホラー、作り手の淡々とした語り、さらには作られた天使人形を見た者達の話……読めば読むほどその世界観に引き込まれていく
もう一度いう。作品にも注意表記がされているが、残虐な表現がなどが苦手な人は読まない方がいい。読む覚悟ができた人は、第一話を読んでその世界観に飲み込まれるといい。この作品を読み終えた時には、天使人形のように体が冷たく感じることだろう。
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