それはさすがにかわいそう…


前の職場にいたAちゃんは

仕事はできるのに

一般教養というか

とにかく漢字やことわざが苦手。


ある日、むむと休憩が一緒になったので

Aちゃんにことわざクイズを出す事に。


むむ「ぬかに…?」

Aちゃん「キュウリ!!」

(※正解は【ぬかに釘】)


むむ「かっぱの…?」

Aちゃん「キュウリ!!」

(※正解は【かっぱの川流れ】)


何を聞いても「キュウリ」です。


なのでむむは質問を変えてみる事にしました。


「じゃあことわざの【三つ子の魂百まで】とはどういう意味でしょ~か?」


すると自信満々なAちゃんの答えは


「三つ子は三人合わせて100歳までしか生きれない!!」


…え?


それを聞いた瞬間、たまたま一緒に休憩していたF君の顔がこわばりました。


そうです。このF君こそ、今時珍しい双子ならぬ三つ子の1人だったのです。


つまりAちゃん理論でいくと、


F君達三兄弟は、

平均して1人あたり

33.3歳までしか生きられない


という何とも悲しい運命になってしまうのです。


「さすがにそれはかわいそうじゃない?」


親切なむむはAちゃんにきちんと正解を教えてあげましたとさ。


(※【三つ子の魂百まで】

=意味:幼い頃の性格は年をとっても変わらないという事)


頑張れ!F君!!

長生きできるその日までっっ!!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る