第2話 目に止まった

「Let's暗殺ゲーム‥‥‥って、どんなゲームなんだろ」

そのゲームは何故か誰も評価してないので、すごく気になった。でもまぁとりあえず入れて見るかとインストールすることにした。



―――――――僕は人間が嫌いだ。人を利用して要らなくなったらすぐにゴミの様に捨てる。何回もその場面を見たのだ。

「晴也、最近面白いゲーム見つけた?」

「いや、それがなかなか無くてさぁ」

不思議に思われない様に、さっきまで暗かった表情を明るくした。

「お前が面白いって言ったやつマジでやばいよなー。マジで面白い」

「俺は最近ほとんどのゲームやりつくしたからやるゲームないわ」

朝から夜までゲームしているからなのか、最近では満足できるゲームが無くなって来た。

「あっ」

気になるゲームを目にして足を止めた。

「晴也、どうした?」

「‥‥‥いや、何でもないよ」

言おうとも思ったけどやめることにした。『Let's暗殺ゲーム』と表示されているそのゲームはいつもやっているゲームとはなにか違う気がした。正直に言うと、鳥肌がたった。こんなの始めてだ。俺はすかさずインストールすることにした。

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