窓の外

嵐が過ぎ去っていった

真夜中に

私はベッドでひとりいて

朝が来るのを待っている


今のは大きな風だった

縮こまらせた身体

まだ夜は明けきらぬ

窓の外


雨は聞こえなかった

いや聞こえすぎているのか

飽和した音は

意識にのぼってこない


まだ明けきらぬ夜の中

私は夜明けを待っている


まだ明けきらぬ 窓の外

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