リモコン隠し

「ない! ない! あれ!? リモコンどこやった!?」


「あれ~? おっかし~な。確かにここにおいたはずなんだけどなぁ……」


仙人

「リモコン隠しじゃ。妖怪――リモコン隠しの仕業じゃ!」


「妖怪だって!? じゃ、じゃあ俺のリモコンはそいつが!?」


仙人

「その通り、リモコン隠しに隠されたリモコンは決して見つかることはない。世界の果てにあるリモコン墓場に持って行かれるのじゃ」


「リモコン隠しの墓場……そんな、俺はいったいどうすれば」


仙人

「いくぞ」


「えっ!?」


仙人

「奪われたリモコンを取り返すため、リモコン墓場まで! 世界の果てを超えて!」


仙人

「冒険の――始まりじゃ!」どどどーん!



 面倒だから新しいリモコンを買ったよ終わり

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