あげぽよ

幼女

「パパやめてー!」


ぽよ

「ぽよーっ!!」


パパ

「いいかい、娘よ。生あるものはいつか死ぬ。これも定めなんだ、食べると言うことを学びなさい」


幼女

「だからって、だからってぽよちゃんが可哀想だよ!」


ぽよ

「ぽよっ! ぽぽぽよっ!」


パパ

「この高温に熱せられた油にぽよちゃんを入れる事によって、この子は立派な唐揚げとなるのだ。そしてそれはパパ達の生きる糧となるんだよ。娘よ、学びなさい」


幼女

「だめーっ!!」


パパ

「そうれっ!!!!」


幼女

「ぽよちゃんー!!!」


ぽよ

「ぼよーっ!!!!!」



 ジュワッ!!


 あ げ ぽ よ



 終わりぽよ。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る