日記を付けようと思いまして

浅葱ヒカリ

09.04

私がここへ来て、初めてできた友達の名前は ' ちぃ ' 。


ちぃは部活の部長さん。


ちぃの部活は、真面目な人とそうでない人が半々いてなかなか上手くいってなかった。


ちぃは部長さんなりに、沢山のことを毎日先生と相談しながら、時には大好きな部活を辞めたいと思うまで頑張っていた。


そんなちぃを支えていたのが、外部講師の大学生の先輩。


ちぃと先輩は思考が同じで、気が合う部分が多かったみたい。


だからこそ、愚痴を聞いて分かってくれる先輩にちぃは惹かれていたんだと思う。


半年ぐらい前から先輩に片想いをしていたちぃ。


部活を引退する日が来てしまった。


引退すれば、先輩との接点も無くなってしまう。


そんな事を考えて暗くなっていったちぃ。


そんな時、奇跡がちぃの元へやって来た。


「僕と付き合って。」


ちぃがずっと叶わないと思いながらも欲しがっていた言葉。


ちぃはどんなに嬉しかっただろうか。


きっと、泣いて、喜んで、喜んで、どんなに嬉しくても、上手く言葉じゃ表せないぐらい幸せだっただろうね。


私も同じぐらい嬉しかった。


涙まででてきちゃったよ。笑



心からの「おめでとう」をちぃに送りたいです。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る