暗闇が全てを吸い尽くす!漆黒のチート錬金術師。

山本正純

カクヨム最強キャラクター決定トーナメント編

ラスに関する情報まとめ 九月十日最終追記 

ラス・グース


性別 男(元々は女だったが、EMETHシステムによって性別が変化してしまった。断じてオカマというわけではない)


種族 ヘルメス族 (瞬間移動が得意な希少な種族)


身体的特徴 ショートボブの低身長な子供。黒色の髪。前髪は左を向いている。一重瞼で尖がった耳が特徴的。白いローブを着ている。左足の太ももに「EMETH」という文字が入れ墨のように刻まれている。


所属 錬金術研究機関『聖なる三角錐』


一人称 僕

口調 常に敬語

性格 冷静


特殊能力 『暗黒空間』

銃弾から衝撃波まで、あらゆる攻撃を直径一メートルの円型の暗闇の中に永久に閉じ込める。閉じ込めた攻撃は、3つの選択肢から使い方を選ぶことができる。


⑴ 放出…暗闇を通して相手の攻撃を外部に放出する。その量は任意で調整可能で、吸収済みの攻撃がゼロになったら、穴は自動的に消滅してしまう。その後で新たに暗黒空間を見えない形で召喚する。

一見殴る蹴るのような肉弾戦とは相性が悪いと思われるが、一瞬で創り出す暗闇でガードしてしまえば、暗闇の中に潜む影のような存在が技をコピーして、相手に当てることが可能。


⑵吸収…暗黒空間に取り込まれた攻撃技をエネルギーに変換する。もちろん放出とも併用可能で、反撃用に残しておいた攻撃技に蓄えられたエネルギーを付属させ、威力を底上げする。どのくらい威力が上がるのかは蓄えられたエネルギーに依存するが、特殊能力による攻撃技なら最大で3倍の威力にできます。


⑶保留…放出と吸収のどちらかで悩んだら選ぶ選択肢。特別な効果なし。


配置された暗黒空間は、普段景色に同化しているため、見えない。異次元の歪みを認識できる能力者なら話は別だが、一般的に、攻撃に吸収する時と攻撃を跳ね返す時しか暗闇を認識できない。

一度攻撃を吸収した暗黒空間は、任意の場所に再配置できる。


また、暗闇を自分の体全体に包み込ませたら、全体攻撃も吸収可能。(暗黒空間を四つ使わないと全身カバーできないが)

さらに、錬金術も取り込むことができ、閉じ込めた攻撃と組み合わせたらスピードを三倍にできるなど無限大な攻撃方法が可能になる。

ただし、錬金術を取り込んだ暗闇は、何も取り込んでいない暗闇の三分の二の量しか吸収できない。

暗闇は最大二十個まで配置できる。

配置方法によっては、今まで吸収した技を一気に全体攻撃として放出することもできる。


一つの暗闇では最大で100容量しか吸収できない。

参考程度に吸収できる技の容量(いずれも1回あたり)


普通のパンチ 1容量

山を一瞬で吹っ飛ばす威力のパンチ 100容量

特殊能力関連の攻撃 25容量



使用する錬金術


紅蓮風神の槌 赤と緑のツートンカラーの槌で、使用したら東西南北に上向きの三角形を横に二分割する記号が小さな円の中に記され、中心に獅子座のマークが記された魔法陣が出現する。発動したら90秒間魔法陣に触れた物質を3倍のスピードで飛ばすことができる。


風雲流動の槌 緑色の槌で、西南北に上向きの三角形を横に二分割する記号が小さな円の中に記され、中心に水瓶座のマークが記されている。風の流れをランダムに変えることができる。


幻水短銃の槌 水色の槌で地面を叩けば、中央に下向きの三角形、北に水瓶座の記号、西に♂、南に小さな白丸の中央に黒い点が刻まれた記号、東に蟹座の記号が記された魔方陣が出現する。

直後水色の短銃が召喚され、武器として使用できる。銃口から人体以外の物質を溶かす性質のある水玉を撃つことができる。

水玉の大きさは1ミリ程度で、引き金を引いた瞬間から玉が4つに分裂する。

威力は高さ1メートルの鉄製の壁を一撃で破壊する程度。

尚、この錬金術はサブウェポン扱いで、自身の特殊能力と相性が悪い能力者を相手にする時限定で使う。


精神再起の槌 緑色と白のモザイク柄の槌で、東西に下向きの三角形、南北に上向きの三角形を横棒で二分割したマーク、中央に天秤座の印が記された魔方陣が出現する。効果は魔方陣の中にいる人物にかかっている呪いや毒の解除、体力の全回復。

1日に1回しか使えない。

姉のルスからお守り代わりに受け取った。


堕天人形の槌 全体が黒く塗りつぶされていて、持ち手に悪魔を模した絵が記された槌。中心に三日月のマーク、東西に下向きの三角形を横一線で二分割した記号、南に砂時計のようなマーク、北に♂の記号が記された魔法陣が出現する。

本来は攻撃を受けた味方の真下に魔法陣を出現させ、三分前から現在までに受けた敵の攻撃を一分間だけ自由に使えるようにする禁断の錬金術だが、暗黒空間を使えば暗闇に潜む影が敵の姿に化けて、敵の目の前に現れ、一分間だけ自由に戦ってもらえる。

執拗に急所を狙う残忍な戦い方をする。倒れていても容赦なく攻撃を続ける。

さらに、一度暗闇空間を通過した技やそれに伴う特殊能力までコピーできる。

影は魔法や特殊能力を使っても死ぬことはなく、何度でも蘇る。

ただし、ラスの実力では一日に最大で一体しか召喚できず、発動している間から発動後三十秒は一歩も動くことができない。もちろん能力も使えない。

発動中の影は、ステージ上の空間に配置された暗闇空間の上に瞬間移動することもできるため、円から脱出したとしても逃げることはできない。



戦闘スタイル


戦闘開始1分間は一歩も動かず、ステージの至る所に暗黒空間を配置します。

そして、臨機応変に相手の攻撃を吸収して

いき、隙を狙って吸収した攻撃を跳ね返したり、錬金術の槌を暗黒空間を配置した位置で叩きます。また、攻撃を放出して消失した暗黒空間を適切な位置に再配置します。

錬金術の槌を叩いた位置に敵を誘導して、攻撃のスピードを3倍にしたり、堕天人形で追い詰めます。



その他補足説明

双子の姉のルスを慕っている。

作中の世界では、錬金術の魔法陣が記録された槌が普及している。

槌は日常生活から戦闘まで様々な用途で使われいます。

「EMETH」という文字は能力者の証です。

詳しくは第三話を参照してください。


チート過ぎる錬金術である堕天人形の槌ですが、観客席に姉のルスがいるため、使わない可能性が高いです。

残忍な戦いを見せたくないとラスは考えるからです。

最も、直前に相手が残忍な行為を観客席のルスに見せて、彼女が気絶したらその限りではありませんが。


攻略法


序盤一分間は一歩も動きません。ラスは奇襲に備えて自分の体を暗黒空間で包み込みますが、それをするには4秒ほどかかります。この4秒の間に思わぬ方向から攻撃すれば、ダメージを負います。


どこに暗黒空間を配置すれば、相手が有利になるのかを予測する攻略法もありますが、ベストな攻略法は、ラスの弱点を利用することです。

ラスは姉のルスに弱いです。ルスはラスが死ぬ所を見たくありません。二人は、もしも即死レベルの攻撃が当たりそうになったら、場外にテレポートして負けを認めるよう約束しました。


あまり使われない攻略法は、堕天人形の槌使用中から使用後にかける無防備状態を狙い攻撃を当てる方法です。この方法は、一分間自分の分身である堕天人形と戦い続けなければ成立しません。また先程も言いましたが、ルスが気絶していなければそもそも堕天人形の槌を使わないため、チート級の錬金術を使わせなければ成立しない攻略法です。

参考程度に、ルスは腕が千切れる程度の残忍な行為でも気絶します。

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