第20話 見えない砂漠

 ――風水師たちを撃破した先程の階層は植物が過剰に繁茂した階層だったが――――


「――なっ!? 今度は、砂漠!?」


「し、しかも……ここは確かに遺跡の地下であるはずなのに――『空がありますぞ』!?」


 植物が深々と根を下ろしているのならば、その地下には根が広く張っているはずなのに、筋一本無い。不毛な砂漠に岩が所々転がっている。


 そして、ラルフ一行が降りてきた階段の境目。地下一階と地下二階の境界付近に手を触れると、腕が消えたり現れたりしている。しかし目で見る限りは青空がどこまでも広がっている。


「……明らかに異常な現象だな…………」


「ええ……まさか宝玉のもたらす次元への影響がこれほどとは……この先どんな混沌が待ち受けているのやら」


「すっげー! イリュージョンかよ! なんてカオスなトコだ!!」


 ブラックの呟きにロレンスが不安交じりに答え、ヴェラは無邪気に腕を上の階層と行ったり来たりさせて遊んでいる。


「――あ痛ェ! ……なんじゃあこりゃァアアアアアアア? 見えない壁があるぞォン?」


 セアドが何か『見えない壁』に額をぶつけて喚く。


「こ、これ……どうやら所々に壁……? があって道を塞いでいるようですわ……」


 遺跡の中に砂漠。青空。見えない壁。


 異常過ぎる現象の数々に皆戸惑いを露わにした。


「ラルフ殿。いかがなさいましょう……一体どうやって、何処へ進めば良いのやら…………」


「……むう……」


 ラルフは唸り、額に手を当て考え始めた。


 辺りはただの砂漠ではない。見えない障害物がある上に、恐らく宝玉の魔力に充てられ狂暴化した魔物も現れる。そして節目には門番が待ち構えているはず。


「この遺跡……単なる理屈では突破できないかも――そうだ。ベネット!」


「なんにゃ?」


 ラルフはふと思い出し、ベネットを呼んだ。


「君は未来の予知が出来たな。『次回予告』……だったか? やってみてくれないか?」


「……エーッ、ラルフなんかに頼まれたって――――」


「ベネット。道を開くためなの。わたくしからもお願い!」


「ムムッ! いよいよアチキの時代が来たにゃね!? 任せとくにゃッ!」


 ルルカが頼んで俄然やる気のベネットは、むむむむ、と目を閉じて唸り、精神を集中させる……。


「――ぱっぱらぱっぱっぱー! さーて! 次回のアチキらの行動はッ!!」


 目をカッ、と見開き、例のトランス状態に入るベネットを、皆が固唾を呑んで見守る。


「……。……。……。『次元が歪曲し、砂塵が舞う混沌たる地ッ! 今こそ、考えずに感じるのだ、猫人の少女・ベネットよ! 次回ッ! 嗅覚を頼りに突き進め! 待ち受けるは悪趣浄瑠璃俗人奇人ッッ!! 乞うご期待イィィィィーーーッッッ!!』」


「……嗅覚?」


 意外なワードに一行は首を捻る。


「……ハッ! どうですにゃ!? アチキの『次回予告』で何かヒントは!?」


「……考えずに感じる、とか、嗅覚を頼りに、とか言っていましたわ」


「ムムッ!! それなら間違いありませんにゃ! こういうところは……アチキのような猫人としての乙女の素肌よりも鋭敏な鼻センサーが輝きますにゃ!」


 ――いたずらに策を講じて理詰めになっても埒を開けられそうにない。ならばいっそ、感覚に頼って行くのもひとつの方法か。


 ラルフは深く頷いた。


「よし。じゃあ、この階層はベネットに任せてみよう」


「まっかせるにゃ! ルルカお姉様の為、全身全霊で役に立つにゃ! ――それに、ヴェラ?」


「な、なんだよ」


「『次回予告』でひと際感じたのは、嗅覚だけでなく『感覚全て』な気がするにゃ! 考えるより感じて生きてる人間……アンタみたいにゃ脳味噌トコロテンでヒッピーな奴も役に立ちそ――――ブミャミャミャ!!」


「一言多いんだよ、この汚ェ猫娘! ……でも、感覚が役立つってんなら……俺もいよいよ見せ場があるかもな!」


 ヴェラはベネットにのど輪をお見舞いしつつも、これまで歌で一行を励ます以外に見せ場がいまいち無かった自分へのチャンスの予感に、その金色の瞳がひと際輝いた。


「ヴェーッホ! ゲホッ、ケホ……じゃ、じゃあ早速ニオイを探ってみるにゃ! くんかくんか……」


 しばし、ベネットが鼻を利かせて匂いを探った……。


「――ムムム!! これはーッ!?」


「何か嗅ぎ取りまして、ベネット?」


 ルルカが期待を胸にベネットを見る。


「……アチキには解るにゃ……解ってしまったにゃ…………」


「……何を?」


「なんっということにゃ…………この中で女の子の日が到来して間もない女子がいるにゃ……! 共に初夜を過ごすのに何日かいとまがひつよ――――ヒミャッ!!」


 卑猥な感慨に浸るベネットの顔を引き攣らせたのは言わずもがな。ルルカのナイフ投げであった。


「……あっ……ルルカ、そうだったんだ……そんな状態でよく遺跡まで来たわね…………」


 ナイフはもちろん外したが、怒りで顔を引き攣らせながら今度はルルカがベネットを締め上げる。ウルリカは同じ女性としての生理現象に複雑な心持ちになった。


 だが、そこで一行は意外なことに気付く。


「……ナイフが……空中で止まってる?」


「それも……硬い何かに刺さったような音がしましたな……」


 ルルカが容赦なく投げたナイフは、見たとおりだと空中で止まって見える。どうやら見えない何かに刺さったようだが、実に奇妙な画だ。


「……ん。こりゃあ……あーぁあーぁあー♪」


 ヴェラはナイフが刺さった辺りと、そうでない辺りで何やら発声したりギターを鳴らして見せた。


「……解った。ナイフが刺さってるここ、ここだけ石の扉だぜ」


「ふむ、なるほど。ベネットの嗅覚に加え、ヴェラが音の反響で障害物を認識するか。一種の反響定位エコーロケーションだな。存外に役立ちそうだ」


 ブラックが興味深そうに唸った。例の生物学的興味をそそられたようだ。


「……る、ルルカお姉様! ほんのジョーダン! 冗談ですにゃ! ここに石の匂いがあって……あっちの見えない壁から同じ石の匂いも感じる……そう言おうとしただけですにゃーっ!!」


「だったら素直にそう言いなさい! 何が怒りの引き金になって私の中のもう一人の私が襲い掛かるか解りませんわ……」


「ひぃぃ」


 ラルフが、ナイフが刺さった辺りを触ってみる。


「……確かに、平たくて冷たい石のような触感だ。他の見えない壁は……荒れた砂混じりの岩壁って感じだな」


「……ちぃー……鍵穴らしいトコ見つけたぜ。だが、目に見えねえ上に、こんな重てえ石の扉じゃあ、解錠用ピックじゃあ開けられる気がしねえェェェェ~……」


「取り敢えず……ベネット殿。もう一つ『同じ石の匂いがした所』は……この辺りですかな?」


 ロレンスはベネットが指差した辺りを調べた。


 だが、他と同じく砂混じりの岩壁の触感しかしない。


「高さ約3メートル! そこから真上3メートルぐらいの位置に『それ』は埋まってるにゃ!」


「どれ……風よっ!!」


 ロレンスが頭上目掛けて風魔法を当ててみると――――


「宝箱じゃん! こんなトコに埋まってるなんて……でも高すぎて取れなさそー……肩車でもする?」


 ウルリカが提案しようとするも――――既にルルカが徐に距離を取り、声をかける。


「皆様、ちょっと退いていて――――えいっ!」


  ――――なんと、ルルカは3メートルを軽々とジャンプし、宝箱を掴んで降りてきた! 


「……っと! はい、無事取れましたわ!」


 ルルカの人間離れした跳躍力に、一同は目を見張った。


「す、凄いジャンプだな、ルルカ。……これなら、ある程度高所に埋まった宝箱も回収していけるかもな」


「んなことより、宝! 箱! 何入ってんだ、なあ? なあ?」


 ヴェラが急かして、宝箱を開く。


「むう……石で出来た……鍵、ですな……」


「これにゃっ! これがそこの見えない石の扉の鍵!!」


 早速、石の鍵を扉の前で待つセアドに渡す。


「おオ~ウウウウ。秘めたる鍵穴にジャストフィ~ッットッ」


 鍵穴の位置さえ解ればセアドの問題ではなかった。石の扉は開き、道が開けた。目には見えないが、重い石の扉が響きを立てて動く音がごごご……と鳴る。


「みんな、凄いじゃあないか! どうやらこの階層も何とかなりそうだ」


 ベネットが鋭い嗅覚できっかけを探り当て、道をヴェラの音で判定し、見えない土砂などで覆われた箇所はロレンスが風魔法で除去し、ルルカが高所を制し、鍵はセアドがこじ開ける。


 各々、他人にはまず真似できないような特技を駆使して道を開く。


 結成して間もない仲間たちではあるが、歯車が噛み合った見事なチームプレーである。


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「くんかくんか……ウム。ここから左の道……から、宝玉らしい嫌~な匂いがするにゃ! でも途中にお宝あるかもにゃあ」


「へへ~ん! 他人に言われるがまま従ってばっかじゃあ、ROCKじゃあないぜ! 俺、こっち行ってみよ~」


「ま、待ちんしゃい! そっち行くと――」


「へ? うわわ、わあ~!!」


 ヴェラはベネットの嗅覚に反した方向に走った途端、小さなブラックホールのようなものに吸い込まれ……どうやら先ほどの石の扉があった辺りまで戻されてしまったようだ。


「やれやれ……風塵の精よ、仲間を戻し給え――転移!」


「――うおっ! ととと」


 すぐさまロレンスが転移魔法でヴェラを呼び戻した。


「だーから言ったにゃ! アチキは嘘も威張るつもりもなく、危ないから道を探ってるんにゃ! 少しは素直に従いにゃ! このアホ! イモ!!」


「――んだと、このお――――」


「それまでです。これ以上……わたくしを怒らせないでくださいまし…………」


「……す、すまねえ」


 嗅覚と反響定位エコーロケーションを駆使しつつも、考えるより先に身体が動くヴェラのせいでそんなやり取りを3回ほど繰り返して、何とか先へ進んだ。


 道中には狂暴化した魔物も出現した。生きた血肉を求め、ラルフたちに襲い掛かってくる。


 これまで通り、手に手に武器を持って倒そうとするラルフたちだったが――――


「退いてな!! あと、耳塞いでろ!!」


「――えっ!?」


 突然、ヴェラが前衛まで勇み出た! 


 また独断専行か、とルルカやベネットは思ったが――――


「いいからちょっとだけ耳塞いでろ! すぅ~っ……」


 YAHHHHHOOOOOOOO――――


 大きく息を吸い込んだのち、ヴェラはとてつもない声量でシャウトした!! 


 まともに人間が聴けば鼓膜が破れる恐れもある声量だが、問題はその音域だった。


 出だしの大声は耳を塞いでも聴こえたが、後は突然声が聴こえなくなった。あるのはただただビリビリと空間を震わせる振動だった。ラルフたちの耳も俄かに痛む。


 シャウトが終わると、魔物たちはある者は昏倒し、ある者は錯乱して魔物同士で同士討ちを始めた。


「む……う…………何という高さの声だ。文字通りの超音波じゃあないか。あれは人間でなくてもまともに聴くと精神が錯乱するぞ」


 眉根を顰めながらもブラックが解説する。


 ヴェラの声は普段は女性の中低音。アルト程度だが、本気で発声すると不思議なことに人間の可聴域を遙かに超えた音域にまで達するようだ。反響定位エコーロケーションが人間の声と耳で出来るだけでも充分特異だが、良くも悪くもミラクルボイスである。


 何にせよ、そんな可聴域を遙かに超えた超音波をまともに聴くとどうなるか。


 生物の身体の構造にも依るが、まず鼓膜が危うく、次に脳へ過度な負荷がかかり、頭痛や目眩、吐き気を催す。更にはブラックが言った通り精神が錯乱するという恐ろしい凶器である。


 下手をすれば味方までやられる能力だが、王国の酒場で見せた身体能力を上げる音楽とは分けて歌えるようだ。


「――へへ。スッキリしたぜ! 魔物が襲ってきたら大抵、追い払ってんだ。上の階じゃあ音が響き過ぎるからセーブしてたけど――――」


 と、同時にベネットとルルカがヴェラの頭をチョップした。


「いきなりそんな攻撃をするんじゃあありません! 耳が壊れるかと思いましたわっ!!」


「フシャーッ!! ヴェラの馬鹿! もう知らにゃい!!」


「いててて。いいじゃあねえかよ! みんな耳塞げたんだし……ほらよ、敵はふらふらだぜ、やっちまえよ!」


「……やれやれ。――とうっ!!」


 ラルフが耳を揉みながらも、錯乱している魔物に剣戟を浴びせる――――


「――むっ!!」


 だが、剣は弾かれた。予想外に硬い。


 錯乱しているとはいえ、この魔物は石の巨人・ゴーレムを思わせる魔物だ。或いはそのものか。岩石の身体には鋭い剣すら通らないのか。


「……またブラックの強化剤ドーピング使う!? あんまやりたくないんだけど!」


「……むう。まあ、もう少し待ってみろ――ヴェラがまともに歌うようだぞ」


 嫌そうに喚くウルリカにブラックは静かに制した。


「いくぜ! ……♪ ♪♪ ♪」


 今度は頭を割るようなシャウトではなく、勇壮で猛きROCKの歌だ。ギターの演奏がさらにヴェラの歌声と絶妙にマッチしている。


「……これだ、この……闘争心だけでなく、実際に身が軽く、強くなる感覚――!」


 ラルフはその場でステップを踏んだ。格段に軽やか。筋肉のバネごと強化されたような感覚さえある。


「いけるぞ、ラルフ! お前とウルリカ、ロレンスの魔法を一度に浴びせれば倒せる!!」


 ブラックが状況を鑑みて叫ぶ! 


「行くぞ! ――でやあああああーーーッッ!!」


 ラルフとウルリカが同時に斬りかかり、飛び退いた瞬間ロレンスの爆発魔法が炸裂する!! 


 魔物は幾重にも斬層が走ったのち、爆発四散した。


 だが――――


「……むっ? こいつ――――」


 なんと、ヴェラのシャウトで錯乱しつつも、斬り砕いた魔物の身体が、磁石のように岩石の身体を引き寄せ、再生しようとする……しかも、最初のシャウトで昏倒した魔物ごと、体内に取り込んでいく――――!! 


「ちぃっ! なら、もっかい――――」


 ウルリカがそう言いかけた瞬間――――先ほどのラルフとウルリカ二人がかりの剣戟よりも――――更に目の細かい、鋭く多重の斬層が光を伴って走った!! 


 魔物たちは、ぐごごごご……と呻き声を上げた後、朽ちて粉微塵と化した。


 土煙が晴れた後から現れたのは――しなやかな動きからの絶妙なバランスで両腕と片脚を上げて静止するルルカだった。


「……ふぅーっ……」


「す、凄い……!」


「やっぱルルカ、あんた凄いねー!」


「……いえ。やはり危険ですわ」


「え?」


 ウルリカの賛辞に、ルルカは否、と首を振る。


「……ヴェラ様の歌声の効果もあるでしょう。この高揚感と身のこなしの軽さは……ですが――――わたくしの中で『もう一人のわたくし』を制御することが難しくなってきていますわ…………」


 ――ルルカは鬼気を孕んだ、と同時に自分自身への恐怖に戸惑う複雑な闇を覗かせる……そんな、今にも破裂しそうな風船を何とか繋ぎとめているような思い詰めた顔つきだ。


「……例の、闘技大会へ向かわされたような、殺しを喜んでやるような危険な人格か…………」


「……はい。何とか理性を保ってはいますが……攻撃をする一瞬、人格を持っていかれそうになりました。私の心に閉じ込めた檻を……音を立ててバラバラに蹴破って――ケモノが今にも這い出てきそう…………全く、汚らわしい……!」


 剣呑な鬼気を放つルルカに、一行の場に張り詰めた空気が立ち込めてくる。


 だが――――


「……お姉様……しっかりしてくださいにゃ! お姉様がそんな恐ろしい人になり果ててしまうのは嫌ですにゃ。お願いですにゃ!」


「……ベネット。」


 うるんだ瞳でルルカに抱きつき、ベネットが懇願した。


「…………」


 ルルカは一息、大きく深呼吸をして、ベネットと向かい合った。


「わかっております。決して無理は致しませんわ。恐がらせてごめんなさい、ベネット」


 ルルカはナイフを仕舞い、ベネットの頭を優しく撫でた。何とか表情もほころんでいる。


「……あれほどの身のこなしは惜しいが、ルルカが自我を見失うのは危険だな。ルルカ。しばらく控えになってくれ」


 ラルフはルルカの精神を配慮し、前衛を変えることにした。


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「くんかくんか……むぅ? 順路は真ん中のはずにゃんだけど……塞がれてるにゃあ。右の道はなんか鉄球で塞がれてるし……だとしたら左に行くしかにゃいにゃあ」


 匂いを嗅ぎ、反響定位エコーロケーションを使い、宝の類いはロレンスとルルカが回収してきたが、道が3つに分かれた所で立ち止まった。


「真ん中が順路なんだろ? だったら進みゃあ――うわあ! またあの石の扉のとこに飛ばされるようになってんのかあ!?」


「なら、右の鉄球をあたしがぶっ壊して――――って言いたいけど、一体何tあんのよ、この鉛の球……さすがにあたしが強化剤ドーピングしても無理だわ〜……悔しいけど。」


 あまりの大きさと重量の巨大な黒い球にウルリカですらもお手上げだ。


「なら仕方ない。左の道を進もう」


「ったくよお〜……真っ直ぐ進ませろってんだよなあ〜……」


「敵の意志もあるんじゃあああねぇかァァァ〜? 順路にワープゾーンこしらえるなんざ、人の意志が混ざってるとしか思えねぇェェェゼェェェ〜知らんけどォ」


「イラつかせてくる野郎共だぜ! とっ捕まえたら俺の歌を百遍でも聴かせてやら――――お? なんだぁ、あれ?」


 ――――左の道を進んですぐに、何やらお立ち台のような光沢のあるせり上がった地面と、立て看板が立っていた。


 立て看板には、こうだ。




「――――MUSICのみが道を開く」

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