09 それはドラゴンというやつ
文明の利器とは、現在の状況から考えて、神器と呼ぶに相応しき存在だと思う。
ただ、それに気付くのは、決まってその恩恵が無くなった時だろう。
未だ朦朧としつつも暑さで目を覚まし、エアコンという神器の有難味を嫌というほどに感じる。
「あ、あつーーーーーい! いててて……って、なんで、こんなところで……ああ、あの凶暴女の所為か……」
爆裂の影響で廊下やリビングと繋がり、いまやオープンスペースとなった親の寝室。そんな広々とした部屋に、まるで屍の如くぶっ倒れていた。
いまだ開き切らない
くそっ! あの凶暴女……でも、まあいいか、どうせもう直ぐサヨナラさ。さ・て・と……
水の塊をぶつけてきた凶悪な少女を思い出し、心中で毒づきながらも、腕に填めた防水性の高い時計を眺める。
外部を高圧ガラスと樹脂で覆われた腕時計は、二つの針が動くタイプではなく、数字が直接的な時間を知らせてくれるデジタルタイプであり、先頭の文字が朝の五時を回っていることを明確に教えてくれる。
窓を封鎖していることもあって、ハッキリとは分からないのだけど、初夏ということもあり、既に外は明るいみたいだ。
その証拠に、リビングの様子がうっすらと見て取れる。
もはや高級マンションの面影など一ミリも残っていないリビングを眺めながら、今日の予定について考え始める。
そう、昨日は氷結の魔女と名乗る痛い少女――氷華と出会ったことで、当初予定していた物資の調達を断念したのだ。
おまけに、氷の矢を浴びせかけられたり、水をぶっ掛けられたり、足蹴にされたりと酷い目に遭ったりもした。
ただ、良いものを見せてもらったので、あまり文句も言えなかったりする。
あんな女は放置して、今日こそはコンビニかショッピングモールにいくぞ。
本日の予定を決め、ムクリと起き上がる。
もちろん、単独で行う予定であり、痛い氷華とは、きっちり、きっぱり、すっかり、ここでお別れなのだ。
あんな凶暴な見栄っ張りの少女なんて、さっさと縁を切るのだ。
本来であれば、見た目の可愛い彼女がもっとお淑やかで優しい人物であったなら、ナイト気分で彼女を守るなんてことも考えたかもしれない。
だけど、あの見た目が可愛いだけの凶暴な少女を守りたいとは、とてもとても思えなかった。
「さて、顔でも洗って出かける用意でもしようっと……いてて……」
痛む身体に顔を顰めながら洗面所に向かうと、そこで、実にタイミングの悪いことに、僕の部屋のドアが開いた。
ちぇっ……こんな時間から氷華が起きてきちゃったよ……
あわよくば、彼女を置き去りにすることも考えていたこともあり、思わず心中で舌打ちする。
ところが、彼女は寝ぼけているようで、僕に気付くことなくトイレへと向かって――なかった……
いったい、どこに行く気なんだ?
思わず首を傾げてしまうのだけど、フラフラと彷徨う彼女は、あちこちのドアを開けては中を確認していた。
ああ、トイレを探してるのか……てか、何この涼しげな空気……
部屋から漏れて出る冷やかな空気を感じて、思わず部屋の中を覗いてみる。
マジか……自分だけ……なんて奴だ……
そう、彼女は部屋に大きな氷の塊を作り出していたのだ。
そのお陰で、その部屋だけは涼しさに恵まれた環境となっていた。
てか、床が水浸しじゃないか……はぁ~、まあいいか……
水たまりのできたフローリングを眺め、溜息を吐きつつも、肩を竦めて洗面所へと脚を進める。
というのも、外に出たら最後、このマンションに戻る気がないのだ。
なにしろ、既にボロボロだし、見つけた物資をここまで運ぶのも大変だからだ。
いつの間にか姿を消した氷華を気にすることなく、洗面所の入り口の扉を開く。
ただ、そこで驚愕に目を見開く。いや、好奇心で目を見開いたのかもしれない。いやいや、きっと、色欲で本能的にガン見してしまった。
えっ!? なにこれ、どんなラッキースケベ?
驚きつつも、その光景を脳裏に焼き付けるかのように、遠慮なく直視するのも当然だろう。
なぜなら、扉を開いたところには、丁度服を脱ぎ終わった氷華が立っていたからだ。
彼女が彷徨っていた理由は、てっきりトイレだと思っていたのだけど、それは完全なる勘違いであり、彼女が求めていたのは風呂場だったみたいだ。
多分、朝の行水でもするつもりだったのだろう。
それはそうと、さすがに寝ぼけていた彼女も、本能のままに裸体をガン見する存在に気付いたようだ。
「き、き、き、きゃーーーーーーーーーーーーーーーーー!」
「う、うわっ! やめっ、うっぷ、うわーーーーーーー!」
不浄な視線に気付いた彼女は、暫し呆然としていたのだけど、僕の顔、次に自分の姿、そして、僕の顔、自分の姿、それを何度か繰り返して確認しながら、最後は真っ赤な顔で悲鳴と共に大量の水を放ってきた。
もちろん、その水圧に抵抗できず、廊下へと吹き飛ばされる。
「バカ! 死ね! いえ、殺すわ!」
ゆっくりと身体を起こしていると、氷華からの罵声が投げつけられるのだけど、さすがに本人が出てくることはなかった。
まあ、全裸なのでそれも当然だろう。願わくば、気にせず出てきて欲しいところだけど、そうなると僕の寿命が縮むことになるだろう。
朝からラッキースケベとか……眼福、眼福……それに、これで顔も洗う必要もなくなったし、一石二鳥とはこのことかな? でも、僕的にはもう少し育ってくれた方がいいんだけどね……
引っ繰り返ったまま腕を組み、この状況に対する抗議よりも、彼女の裸体を脳内フォルダへ保存する作業に力を注ぐ。
当然ながら、そのフォルダの名前は『永久保存版今夜のオカズ』だ。
「いてて……」
無事に保存作業を終わらせたところで、痛む身体を起こしながら親の寝室へと向かい、革装備を装着し始める。
氷華に関しては、罵声や水が飛んでこないところを見ると、そのまま行水でもしているのだろう。
ただ、彼女のことなど気にする時間はない。というよりも、彼女が行水をしている今がチャンスだ。
さっさと着替えて逃亡しなければ、魔物よりも恐ろしい女が襲ってくるのだ。
そそくさと着替えを終わらせると、ヘルメットを持って玄関に向かう。
そして、焦りの所為で無造作に玄関のドアを開けようとしてしまうのだけど――
「あれ? えっ? 開かない……てか、ヤバイヤバイ、外を確認してなかった……ダメだ。もっと慎重にならなきゃ」
ドアが開かなかったことで、自分の軽率な行為に気付いて己を戒めるのだけど、それと同時に首を傾げた。
「というか、なんで開かなかったのかな?」
そう、何時ものようにノブを下げてドアを開けようとしたのだけど、全く以て微動だにしなかったのだ。
それを不思議に感じて、ドアスコープから向こうの状態を確認する。
しかし、外は暗いばかりで、何も見えない。いや、少しだけゴツゴツしたものが見える。
ん~、あれってなんだろう?
腕を組んだまま、その場で廊下の状況について思考する。
その時だった。氷華という名の魔女の声が聞こえてきた。
「あっ、もしかして、私を置いて逃げる気だったのね」
その声に振り向くと、そこにはさっぱりとした雰囲気の魔女――氷華が立っている。
散切りのショートカットは濡れたままであり、どこか捨て猫のような雰囲気を醸し出していた。
そんな彼女が、首に掛けたタオルで髪を拭きながら、冷たい眼差しを向けてくる。
「そ、そんなんじゃないよ。ちょ、ちょっと、周囲の様子を確認しようと思っただけさ」
「ほんとかしら……怪しいわ……」
彼女は吊り上げた眦をそのままにして、瞳を胡散臭い物でも眺めるかのように半眼へと変える。
どう見ても、信用されていないようだ。
まあ、嘘なのだから仕方ないだろう。
ただ、居心地の悪さを感じて、さっさと話題を代える。
「あのさ、今、外の様子を確認しようと思ったんだけど、ドアが開かないんだ……それで外をスコープから見たんだけど、黒っぽいものが見えるだけで、何が何やら分からないんだけど、氷華はあれが何か解る?」
あくせくしながら、話をドアが開かないことにすり替える。
すると、未だに怪しむような視線を向けながらも、彼女はゆっくりとドアに近づくと、ドアスコープから外の様子を覗き見た。
「ふひっ!」
彼女は暫く覗いていたのだけど、何かに気付いたのか、突如として意味不明な声を上げたかと思うと、その場を後退りし始めた。
しかし、その
それでも、彼女は驚愕の表情を顔に貼り付けたまま、アウアウと言葉にならない声を発していた。
あ、あの~、パンツが見えてるんだけど……いや、丸見えなんだけど……てか、母ちゃんのパンツなだけに、イマイチそそられないんだよね……
サービス精神旺盛な氷華を眺め、思わずどうでも良い感想を抱くのだけど、次の瞬間、彼女はその意味不明な呻き声を言葉に変えた。
「りりりりり、りゅ、りゅうよ……あ、あの鱗は……竜だわ……」
「ふむ。竜ね~、竜、竜、竜--------っ!? はぁーーーーーー!?」
そそられないとは言いつつも、彼女が奮発して鑑賞させてくれる小さな布切れに、少しばかり心奪われていたのだけど、その言葉が意味するところを理解した時、僕は急速冷凍されたマグロのように凍り付くのだった。
絶体絶命、それは追い詰められて窮地にある状況を言い表す言葉だ。
まさに、現状にピッタリな言葉だといえるだろう。
というのも、外に出ようにも、そこでは番犬ならぬ番竜が居座っているからだ。
もちろん、部屋の住人が安心して休めるように番をしてくれている訳ではない。
恐らくというか、間違いなくその逆であり、住人を本日のメインディッシュにすべく待ち構えているのだ。
その玄関の外で寝そべっている番竜なのだけど、氷華の話からすると、どうやらいつも窓から見ていた飛竜と同種のようだった。
「はぁ~~~~~」
最後の乾パンを齧りながらも、口からは深く重い溜息が漏れ出る。
現在はというと、水浸しになったリビングで黙々と乾パンを齧っている。
僕は積み重ねたボードやフローリングの上に座り、顔を青くした氷華は簡易椅子に座っている。
そんなお通夜のようなリビングで、黙り込んだままこれからについて考え込んでいた。
そして、そこで昨夜のことを思い出す。
「ねえ、氷華は竜を撃退したんだよね。泣きっ面で逃げたとか言ってたじゃん」
「ひうっ……」
昨夜、天下無敵の武勇伝を繰り広げていたことを思い出し、透かさず声を掛ける。
すると、ついさっきまでパンツ丸出しでアウアウ言っていた彼女は、まるで急速冷凍でもされたようにを全身を硬直させた。
もしかしたら、氷結の魔女だけあって、氷るのは得意なのかもしてない。
ただ、そんなことよりも、彼女の態度を見て心中で嘆息する。
はぁ~~~~、やっぱり盛ってたんだね……
殆どが作り話なのだろうと思いつつも、もしやと思って尋ねてみたのだけど、案の定、彼女は地蔵の如く石のように固まると、そのまま押し黙ってしまった。
ただ、それでも何とか飛竜を追っ払いたい。だから、根ほり葉ほりと尋ね始める。
「ねえ、あれって何か弱点とか無いの?」
「……ない……と思う」
「う~ん、じゃ、習性とかは?」
「分からない……でも、以前に見た時は、長い時間寝てたわ」
「氷華の氷の攻撃は通用しなかったの?」
「もう! うるさいわね……そうよ! 嘘よ! 追っ払ったなんて嘘よ! ごめんね。逃げたのよ。命辛々逃げ回って、なんとか逃げ延びたのよ。分かった? 幻滅したでしょ? 最低でしょ? だからもう聞かないでちょうだい!」
しつこく聞いたのが拙かったのだろう。彼女は見事に逆ギレした。
眦を吊り上げ、まるで糾弾するかのように己の想いをぶちまけると、そのまま顔を伏せてしまった。
怒らなくてもいいじゃん。嘘だなんて初めから分かってたさ……あの話がほんとだと思う方がどうかしてるよ。
彼女の態度に顔を引き攣らせながらも、心中で苦言を申し立てるのだけど、これ以上、八つ当たりを喰らうのも頂けないと考えて、間違っても口にしたりはしない。
だって、竜には効果が無くても、僕なんか彼女の魔法で簡単に死ねるからだ。
はぁ~、どうしたものかな……ほんとは彼女なんてどうでも良かったんだけど、取り敢えず、ここは協力して難を逃れるべきだよね。彼女だけでも、僕だけでもダメかも知れないけど、二人で力を合わせて戦えば、なんとか逃げることくらいはできるかもしれないし……
溜息を吐きつつも、逃げるための算段に没頭していると、彼女に対する憤りよりもこれからのことで頭が一杯になる。
ただ、このままだと彼女の協力すら怪しいと考えて、なんとか宥められないかと考え始める。
ところが、対人を苦手としていることもあって、ついつい死者に鞭打つような言葉を口にしてしまう。
「あのさ、正直言って昨日の武勇伝なんて、初めから信じてないよ」
「えっ!? それって、どういうこと? ああ、はじめから私を嘲笑ってたのね……黒鵜君って思ったよりも最悪だったみたいね」
彼女は驚きでその瞳を見開くのだけど、直ぐに罵りの言葉を吐きだした。
それも仕方ないだろう。なにせ、意気揚々と話した内容が、何一つとして信用されていなかったのだから、誰だってムカつくに決まっている。
ただ、あの内容からすると、信用しろという方が無理だと思う。
だって、名前からして怪しいのだ。いったい何が信用できるというのだろうか。
そういう意味では、もし、氷華が詐欺師なら、絶対に騙される者が居ない安全な犯罪者だと言えるだろう。いや、騙せないのだから、犯罪者にすらならないかもしれない。
彼女がショックを受けているのを目の当たりにしても、なぜか何とも思わない。いや、少なからず罪悪感はあったのだけど、それは大したものではなかった。
なぜなら、彼女のこれまでの言動があまりにも目に余ったからだ。
それでも、この後のこともあるし、少なからずフォローは入れてみる。
「だって、あんな大袈裟な話、誰も信じられないと思うよ。だから、別に軽蔑もしていないし、幻滅したりもしてないよ。まあ、魔法が使えるようになったんだし、誰でも大きなことを言いたくなるのは仕方ないし……話しを盛っちゃうのも分からなくはないよ」
「あ、あぅ……」
怒りとも悲しみともつかない表情を向けていた彼女は、顔を赤らめたかと思うと、直ぐに俯けて表情を隠した。
はぁ~、やっぱり女の子とのやり取りなんて向いてないや……このまま大人になってやっていけるんだろうか……いや、でも、まずは生き延びることだよね……
どっぷりと鬱モードに入り込んだ様子の彼女を見やり、溜息を零しながら自分の対人スキルの低さを嘆く。
だけど、このままではスキルを育てる以前の話なのだ。だって、竜に美味しく頂かれてしまうかもしれないのだ。
そう考えたところで、地縛霊の如くふさぎ込む氷華に向けて話を続ける。
「まあ、そんなことは如何でもいいんだよ。なんの害もない話だからね。それよりも、この状況を何とかしないといけないんだ。だって、氷華が食べた乾パンが最後の食糧なんだよ?」
「えっ!? そ、そうなの?」
「うん。もう食料はどこにもないよ。ああ、腐って鼻の曲がりそうな食べ物ならあるけど。って、まあ、それは食べ物と呼べないか……」
最後の食料と聞いて、氷華は再び驚きの表情を作ると、面白くもないジョークを飛ばす僕を穴が開くほどに見詰めてきた。
うっ……そんなに見られると恥ずかしいんだけど……
女の子に対して免疫がないのに、食い入るような視線を浴びて、本能的に狼狽えてしまう。
ところが、挙動不審となる僕など気にすることなく、彼女は何を思ったのかポロポロと涙を零し始めた。
「えっ、えっ、えっ!? ちょ、ちょっと、どうしたの!? なんか拙いことでも言った?」
その見た目だけ可愛い顔を歪めて、大粒の涙を頬から落とし始めた彼女に、慌てふためいて問い掛ける。
すると、彼女は涙を振り撒きながら首を横に振った。
「あ、ありがとう……それと、ごめんなさい……あれが最後の食料なんて知らなかったの……馬鹿よね私。この状況で食料が沢山ある訳ないのに。それなのに、黒鵜君は惜しむことなく最後の食事を分けてくれた……私は酷いことばかりしてたのに……」
これまでと打って変わってしおらしく謝罪してくる氷華に驚き、余計にオロオロとしてしまう。
「い、いや、それはいいんだ。僕も故意でないとはいえ見ちゃったし……」
「そうね。それは死に価するわ」
ぐあっ! そこは否定するところだよ!
涙の雫をポロポロと落としながらも、眦を吊り上げて死刑宣告してくる氷華を心中で罵るのだけど、彼女は直ぐに笑顔を見せてきた。
「ププッ。大丈夫よ。もう攻撃したりしないわ。でも、黒鵜君も少しデリカシを学んでもらいたいわ」
「で、デリカシね……あ、ああ、分かったよ。一応は努力してみるよ」
気のない返事をすると、彼女は透かさず突き刺すような視線を向けてくる。
ああは言っているのだけど、いつまた水攻撃に遭うとも限らないと考え、睨みつけてくる彼女に向けて、何度も首を縦に振る。
「あははは。冗談よ。冗談。死刑にしたりなんてしないわよ?」
怪しい、思いっきり胡散臭いよね。また、キレたら暴れるんだよね?
「そんな怪しまなくても、もう攻撃したりしないわよ」
信憑性の怪しい言葉を鵜呑みにできず、半眼の視線を向けると、彼女はまるで泣き笑いのような表情で頬を膨らませた。
その表情が可愛くて、それまでの話を忘れて思わず見とれてしまう。
「ん? どうしたの?」
「い、いや、何でもないんだ。それよりも飛竜をどうやって追い払うかを検討しようか」
「そうね。二人なら何とかなるかもしれないし、私も頑張るわ」
見惚れていたことを誤魔化し、これからについて口にすると、彼女も前向きになったようで、涙を拭きながら何度も頷く。
こうして僕と氷華は、外に出るために飛竜を追っ払う作戦について議論する。
そう、二人で力を合わせて脱出することにしたのだ。いや、僕等は、この時、生死を共にする仲間となったのだった。
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