陳情! 仁だって能力が欲しい
部屋の扉がドンっと開かれ、
「
「サンタクロースが赤いのはコカコーラによる宣伝だ」
「そうじゃなくて。
「そうだな」
「
「それがどうしたんだ?」
「じゃあさ……
「え?」
「……っ!」
「よく考えたらさ、
「……そういやそうだな。どうなんだ、
「それは……」
「それは私が説明しよう!」
「
「おっさん!」
「亡霊が……」
「そもそも
「簡単な形なら、ニの
「作者もそれは考えた。しかし
「なるほど……」
「あと単純に作者が
「次の問題?」
「
「『彼』……男……っ! もしかして
「殴られたいのか
「作者も最初、その設定を考えたが……それだと
「じゃあ結局、
「うむ。
「「それは……?」」
「無い!」
「「無いの!?」」
「……」
「作者も能力を考えるの面倒くさくなったようでね。もういっそ
「ハズレ
「どうせ俺なんか……」
「ああっ、
「ちょっとちょっと! うちのお兄ちゃんをイジメないでよ!! お兄ちゃん、これでけっこうデリケートなんだから!!」
「あ、
「……
「しっかりしてください
「そうよ、あきらめないでお兄ちゃん!! まだシーズン1では
「
「今から作者の所に行きましょう!! シーズン2が始まるまでに、もう1度
「すまない、
そう言って、
「これは……」
「陳情……」
「だね……」
「……と、いうわけだ」
「お願い、お兄ちゃんの
「そのことなら心配ないよ、
「え?」
「……?」
「
「おお!」
「……!!」
「発表します!!
「「それは……!?」」
「『所有者をイタリア人にする』能力だ!!」
「「……は?」」
「ほら、イタリアを漢字で表すと『伊国』になるじゃん? だから
「……変身」
――START WORDING――
「あ、あれぇ?
「来い、
「殺っちゃえ、お兄ちゃん」
――DESTROY ERASER――
「イッテイーヨ」
「だとよ」
「ま、待ってくれ、仁さん!! 落ち着け!! やめろ!! 仁さん!! うわあああ……あああああああ」
「Andare all'inferno」
「イタリア語で『地獄に堕ちろ』って意味ね」
「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
というわけで。
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