第86話黒竜

ワレ、コクリュウ、ワレ、ツヨイ


以降翻訳。


我の名は黒竜。最強のドラゴン也。


火竜を退け、山脈に我の巣を築く事数年。


最近では人間共が我の巣へと土足で上がり込もうやって来る。

あいつらは中々旨い事が分かった。

ゴブリン共やオーク共などとは比べるもなく美味である。


我の巣の近くには人間共が生息しているその為、飯に困る事は無い。


しかし、何やら胸のざわめきが近い。

異様な魔力を感じ取った。

しかし、心配などしていない。何と言っても我はあの火竜を追い返す程の力を持っているのだ。


やって来たな人間共!

ん?先頭にはオーク?どうなっているのだ?

妙な取り合わせだが、一緒くたに食ったことは無い、もしかしたら旨い味になるかもしれない腹の中に収まるのが楽しみだ。


さあ行くぞ!恐れろ、おののけ


グルギャァァァー

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