ねんねんころりんこ

たっく

ミックとニック


ミックとニックは双子の兄弟だ。


だが、はいつも独りぼっちのような気がしてたまらないとぼやいている。


ミックはニックに尋ねた。


「なぁ、僕たちって兄弟だよな?」

「もちろん、どうして?」

「…なんだかいつも独りぼっちのような気がするんだ」

「なんでだよ?僕らは双子、同じ顔、同じ利き手、同じ性格じゃないか」


ミックはニックにそう言い、ミックはニックの言葉に何か言いたげな顔をしていた。


「じゃあ、僕らは双子じゃないって言うのかい?」

「そんなことはない!僕らは双子さ!」

「…本当に?」


ミックはミックに意味深に尋ねた。ニックはニックの言葉に戸惑いを見せる。


「「鏡を見てごらん」」


ミックとニックは鏡を見ると。そこにはたった一人のミックとニックがいた。


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