④の解 「A」

さてと。第一章終わりました。というわけで、おそらく皆さん謎だと思った④の伏線のヒントを二つ。

ヒントがほしい、という方は読み進めていただいて、自分で解きたい!という方は戻って④をお読みください(ステマ)。

では・・・































まず第一に。

「記憶が消えてる」

これ完全に伏線ですね。

めっちゃ分かりやすいです。

作中に書いてないことを一つだけ。

実はアルの記憶もなくなってます。

作中で「トイレにいく」と言った描写はないです。にもかかわらず、はっきりと「トイレにいく」と言った記憶があります。

人は記憶喪失になると、その穴を自分の経験上から埋めようと試みます。

ファストとアルが別行動をとるのは、寝てるときかトイレか風呂のとき以外で、ありませんでした。それ以外はいつもくっついていたんです。爆発しろ。

このとき、アルは自分の記憶の中から「ファストと別行動をとったときのシチュエーション」を探し出して、最もあり得そうな「トイレ」という記憶で、失った記憶を補完しています。



次。

「解だけをとなえてる」。

偽アル先輩はファストを送るとき、呪文の詠唱をしてません。

アルほどの天才でも呪文の詠唱は必要です。

では、彼女は何なのか。

魔法を作った人でしょうか?

作中には書いていないことを言う、というか、ぶっちゃけてしまうと、彼女は魔法の創世者ではありません。

あくまで、「魔法を利用してる只の人間」です。

では、何なのか。それを考える上で重要となるのが、そもそも魔法とは何なのか、ということです。

それがわかれば大体の想像は付くかと思います。



…如何でしたでしょうか。

調子に乗って偉そうに書いてみましたが、ぶっちゃけ、私は伏線とかマジで書けません。ミステリーは読み専です。

ですので、あくまで最後の伏線として書いてみました。

この話がどう終わるのか、興味を持っていただけたら幸いです。


最後に。

ここで書いた以外でも、伏線はあります。一応。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る