④の解 「A」
さてと。第一章終わりました。というわけで、おそらく皆さん謎だと思った④の伏線のヒントを二つ。
ヒントがほしい、という方は読み進めていただいて、自分で解きたい!という方は戻って④をお読みください(ステマ)。
では・・・
*
まず第一に。
「記憶が消えてる」
これ完全に伏線ですね。
めっちゃ分かりやすいです。
作中に書いてないことを一つだけ。
実はアルの記憶もなくなってます。
作中で「トイレにいく」と言った描写はないです。にもかかわらず、はっきりと「トイレにいく」と言った記憶があります。
人は記憶喪失になると、その穴を自分の経験上から埋めようと試みます。
ファストとアルが別行動をとるのは、寝てるときかトイレか風呂のとき以外で、ありませんでした。それ以外はいつもくっついていたんです。爆発しろ。
このとき、アルは自分の記憶の中から「ファストと別行動をとったときのシチュエーション」を探し出して、最もあり得そうな「トイレ」という記憶で、失った記憶を補完しています。
次。
「解だけをとなえてる」。
偽アル先輩はファストを送るとき、呪文の詠唱をしてません。
アルほどの天才でも呪文の詠唱は必要です。
では、彼女は何なのか。
魔法を作った人でしょうか?
作中には書いていないことを言う、というか、ぶっちゃけてしまうと、彼女は魔法の創世者ではありません。
あくまで、「魔法を利用してる只の人間」です。
では、何なのか。それを考える上で重要となるのが、そもそも魔法とは何なのか、ということです。
それがわかれば大体の想像は付くかと思います。
…如何でしたでしょうか。
調子に乗って偉そうに書いてみましたが、ぶっちゃけ、私は伏線とかマジで書けません。ミステリーは読み専です。
ですので、あくまで最後の伏線として書いてみました。
この話がどう終わるのか、興味を持っていただけたら幸いです。
最後に。
ここで書いた以外でも、伏線はあります。一応。
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