第31話 物語
良子と千恵美がいます。二人はいつも遊びます。
二人はテニスをします。どちらが上手などはあ
りません。二人はただテニスを楽しむのです。
良子の母もたまに参加します。良子の父は仕事
があり、テニスには参加しません。一方、千恵美は
1990年生まれです。稀に彼女は1998年、8才
の頃の夢を見ます。オオカミを柔道で投げる夢です。
しかしこれはおかしい話ではありません。少なくとも
同じ夢を見れば誰もが、入り込んで行く夢です。
夢の中で千恵美はオオカミともテニスをします。
強制的にさせられるのです。もう疲れるというくらいします。
だれが見ても長いです。しかしします。
ただ打ち続けます。千恵美とオオカミは打ち続けます。音がします。
。音がします。かん、かん、ぱん。ゲームセット
。ネクストゲーム。しかしテニスが満足するぐらいできます。
そんな素敵な夢を見る千恵美に良子は何かを感づいて嫉妬します。
(終わり)
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