暁神示
皆さんは暁神示を御存知でしょうか? 私はつい最近まで知りませんでした。内容は『ひふみの次はあかつきぞ』と言う事で、日月神示の続きはこれですよって感じのアレでしたね。ただし、ほとんど知られていません。何故でしょう。それは、内容的にそこまで多くの人には響かなかったからではないでしょうか。
もし多くの人の心に響いていたら、言及する人が少なくなかった事でしょう。関連本だって出ていたはずです。そう言うのがほぼ見つかりませんからね。
私と暁神示との出会いは『神示』で検索していた時に目にしたと言うもの。この神示は1994年にコスモテンパブリケーションズから出版されています。この出版社は日月神示の原典を出版しているところ。何か響くものがあったのでしょう。
現在、この本は中古でしか手に入れられません。しかも、そこまでプレミアではないようです。アマゾンでも2000円(※執筆時)で買えるみたい。
この暁神示、本を買わないと読めないのでしょうか? 実はそうではありません。ネットで無料で公開されています。それがこちら。
https://www.vtnet.co.jp/message/
私が読んだのはこのネット公開バージョンなので、書籍化されたものと同じ内容かどうかは分かりません。ただ、降ろした人の名前が同じなので、全く違うものではない事だけは分かります。
ちなみに暁神示は天巻と地巻の二部構成らしく、ネット公開されているものは天巻のみ。残り半分は本を買ってねと言う事なのでしょうね。
この神示を公開しているサイトは『ヴィクトリアチーム』と言う霊的風水カウンセリングの会社です。暁神示との関連性は不明。サイト内でも言及されていません。ちょっと怪しいですよね。神示が書籍化されてからでも30年近く経つのですし、その間に色々な事があったのでしょう。
で、肝心の暁神示の内容ですけど、最初は神示を降ろした天妙氏が神示を降ろすようになった経緯から始まっています。そして、古今東西の様々な神様が次々に天妙氏に降りてメッセージを伝えていくスタイルになっていますね。天妙氏は神の妻と言う立場だったらしく、それで多くの神々との縁があるのだとか。
なのですが、イマイチ内容が薄いと言うか、同じ言葉を繰り返し気味な印象を受けます。人が先で自分は後、これを忘れるなと言う言葉が特に多いかな。それと、全ての教えの真にある道はラブ、愛であるとの事です。チャネリング相手によって文体はバラエティに富んでおりますね。
神示では白椿会と神風堂と言う施設への言及もよく出てくるのですが、この施設が今もあるのかどうかは分かりませんでした。暁神示が降ろされていた1994年頃には実在していたのでしょう。
暁神示に出てくる神様は
これだけの神の降臨は今までになかったぞとの事です。今までにも神は降りたが、神々降りたはここが初めてじゃ。汝らの望みの神、仏、誰でも降りるぞ。この世が始まって以来の神々の降臨であるぞよ――らしいです。
暁の神々とは、真のこの世の
神示ではキリストやモーゼと並び称される天妙氏が生きている内にみろくの世を作らないとこの世は終わるとまで宣言されています。神示が降りてから約30年(※執筆時)。どうかまだ氏がご存命でありますように。
この神示で出てくる悪魔的存在は魔鬼と言い、この信仰を1人でもいちぬけたと言えば魔鬼がくるのだそうです。猿田彦大神が神々の親神なのだとか。そう言う意味でいえば、暁神示は猿田彦神示とも言えるのかも知れません。
神示には『梅の次は桜じゃな。艮の金神の次は日月じゃな。日月の次はてんし様じゃぞ。竜宮の音姫さまがてんし様』と言う一節があります。つまり救世主は女性だと言う事。暁神示の場合は天妙氏がそれに当たるのだと言う文脈なのでしょうね。
神示によると、この地球は神の子が肉体と言う器を持って生まれ、数々の経験を経て神化する為の荒行の場であるのだとか。決して、この地で繁栄させるために生まれさせているのではないとの事です。
暁神示は宗教ではないと言うスタンスですけど、読んでいくとむっちゃ宗教っぽいです。内容はほぼ宗教の経典です。そう言うイメージを私は持ちましたねえ。飽くまでも個人の感想ですよっ。
この内容が真実なのかそうでないのかは、読んだ人それぞれの判断にお任せします。ただ、今に至ってほぼ無名と言うところに色々と感じるものがありますね。
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