令和4年4月の三六九神示

 えー。と言う訳で、今回のスピ日記は月刊三六九神示の転載になります。内容は当然ロシアのウクライナ侵攻の話がメインですね。大本神諭や日月神示では北から攻めてくると言う予言的な内容が書かれており、今回のロシアの動きをそれになぞらえております。

 下手したらまた世界大戦が起こるぞ! 気をつけろよおと言う訳ですね。


 果たして私達にその流れをどうにか出来るのかと言う事もありますけど、一人ひとりが意識する事で大難を小難に出来るのであれば、出来る事はやっていきたいものですよね。



 明治二十五年、世の元からの神々を封じ込めておりた岩戸を開けて、艮金神国常立大神が世に現れて三千世界の立替立直しの始まりとなり、神の御現れた姿は言霊神也ことだまかみなりと若姫君命の御霊を受けた丹波綾部の出口直殿の手を借りて、神の言霊の筆先を現したのであるぞよ。


 その筆先の中にロ国から大戦争が始まると申してあり、それは日露戦争とも現れたが、世界を自在にせんとする赤き辰はソ連の崩壊でしばらく静かにして居りたが、段々欧米に圧され、ロシアの弱りた国力を盛り返し、ロシアから離れんとするウクライナを止め、自在にせんとウクライナに戦争をしかけ、荒ぶり多くの人民を犠牲にいたしておるぞよ。

 赤き辰は益々荒振り、赤き鬼は赤き辰が世界から制裁を受けて弱るのを待ち、その末、我が方へ引き込もうといたしておるぞよ。


 明治二十五年、神界の岩戸は開け艮金神現れて、三千年積もり積もった思凝霊や人民の罪科や汚れ穢れの浄化の世となり、第一次第二次の世界大戦も起こり、その中で世界を相手に戦った日本の多くの都市は焼野ヶ原となり、その上二発も原爆を投下され、二度と戦争はいたしてはならぬぞよと辛く悲しい体験をさせ、争い絶え間なき世界を言霊の力で言向け和わし、恒久平和弥勒の世を開く使命は日本にありと、昭和二十年八月十五日、終戦の日に神界は決めたのであるぞよ。


 されど、そのような神界の図り事など判らぬ日本人民は武力でならぬなら金力じゃと、恥も外聞を捨てて金儲けに走りた戦後の歩みでありたぞよ。


 正に猿蟹合戦の通りの歩みであり、蟹である日本は大和魂の象徴の握り飯とするが、猿の持っておりた経済の種と交換させられ、日本は柿の種を一心に育てまいりたのであり、柿の種が熟す頃になり再び猿が来て、甘い柿の実をもぎ取り青い渋柿を投げつけられている今日であるぞよ。


 さて、北はロシア南は中国に脅されている日本であり、不穏な世界の動きを見て、先の大戦であれだけ辛く悲しい目に遭い二度と戦争はせぬと天皇陛下自ら神に誓いておりながら、日本も核兵器を持ち軍備を強化せねばなどと思う者が増えておるが、そんな事をいたせば日本を狙う大国の思う壺であり、ひねりつぶされ大国の属国にされてしまうぞよ。

 世界相手の大戦をいたし、みじめな敗戦焼野ヶ原に立ちたみじめさをしかとふり返り、二度と過ちはおかしてはならぬぞよ。


 扨も第一次第二次大戦の節を越えての事であるから、もうあんな大戦争はあるまいと皆思いたであろうが、世界には大小の紛争絶え間なく、この度のロシアのウクライナ侵攻はまかりまちがえば世界第三次の大戦ともなりかねぬ戦争であり、恐ろしき核兵器や化学兵器も使われるかも知れぬ事態に到っておるぞよ。

 世界の国々の頭、よほど腹帯締め直し慎重に事を図らねばならぬぞよ。


 瀬織津姫神を始め、祓戸の神々神力振るえば戦争もおさまるが、様々な荒事あるのも人民の利己主義われよしの改心の為であるから、神の力だけで事を治めては人民の改心はならぬから、今は人民の動行を静かに見守りて人民が様々の苦労の中改心し平和の道を開くのを見ておるが、世界第三次の大戦にはならぬように神界は目を光らせ、四九三しぐみもいたしてあるぞよ。


 万物の霊長と鼻を高くし科学万能と謳歌しておる人類であるが、コロナひとつ終息出来ず、未だに武器で殺し合っているのであり、便利な楽な時代になったとは申せ、精神はひとつも成長せず昔より尚悪賢くなりて、嘘偽りも電波で流し人民を惑わす情報戦争もいたし、当に獣にも劣る有様であるぞ。


 扨も世界に宗教様々あれど、人意を加えて創り出した一神教は信じる者は救われると申せ、信じぬ者とは対抗し宗教戦争を起こし、専制覇権主義を生み出すものであるぞ。

 この日の本の国は八百万の神々あり、神々の神議かむはかりによりて岩戸も開けた国であり、八百万の神々それぞれに特性あり、又人民もそれぞれも神のわけみたまを受け、特性ありそれを認め合い相和して開きたのが日の本の国の基であり、それを大和魂と申すぞよ。


 その大和の国日本にも様々な変化あり戦いに明け暮れた時代もありたが、そのような時は日本本来の大和の道を外れ、外国の専制主義の如き覇権主義に作用された時代であり、先の大戦は天皇陛下の命令と世界相手の大戦争をいたしたのであり、その時は八百万の神々や人民の思いを無視し封じて無謀な大戦を起こしたのであるぞ。


 真の恒久平和の道を開くのは権力や武力でなく、真の神人和楽の言霊の力であり、言向和わす言霊に神現れて世界を和と治めて行くのであり、その道を開かねばならぬのがこの日本の国の神の命であるぞよ。


 ロシアとウクライナの戦争は金力武力で世界を自在にせんとする虚しき愚かさを世界人類に見せつけてあるのであり、人民よ、人を惑わす流言飛語に迷わされる事なく真実を見、真実の九十ことだまを発し、まず殺し合いを止めねばならぬぞよ。

 世界切り替えのこの大節、人民しっかりといたせよ。大きな犠牲の上にこそある日本の平和であるぞ。


 平和惚の目を醒まし、世界の弱き者を助けつつ平和の道を皆で開くのじゃ。荒れすさびたる心の中に崩れた瓦礫の街にも花を咲かすのじゃ。海山川野に八百万の神守る世界であるぞよ。


 言霊神也 ン。


 令和四年四月九日 天橋道士龍華斎 修聖拝写。



 日本人の使命は大戦を止める事。世界を平和に導く事。そのために言霊の力を活用する事。この言霊の力とは、単に説得力のある言葉を使うと言うのではなく、言った事を実現させる力を言うのでしょうね。力のある言葉、実現させる言葉。

 未来を変えていける、より良く変えていける言霊を、祈りを言葉に変えて。

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