神人靈媒日記 〜靈人との対話/故 高坂和導氏〜
今回は神人靈媒日記からの転載です。内容は竹内文書研究の第一人者であった故 高坂和導氏からの靈界からのメッセージになります。高坂氏は、死後も靈体となって時間と空間を超えてこの問題の検証をなさっていたようなのですね。それによって分かった事を神人さんに伝えてきてくれたのです。
時間と空間を超えて見聞きしたその真実は一体どう言ったものなのか、まずは先入観を捨ててお読みくださると幸いに思います。
【神人靈媒日記】 〜靈人との対話/故 高坂和導氏〜
わたくし高坂は、みなに伝えるべく生まれ生き死したと言えます。何故この使命をさせて頂く事となったかを振り返り、真実を知り伝えたいと言う強い思いからです。
しかし、迷宮のごとく分からない事ばかり立ちはだかり、私は何をどのように進めれば良いのか分からなくなりました。おそらくそうであったのではなかろうか、と言う憶測に裏付けさせられれば、信憑性を得られるのではないかと考えました。
それで、海外を渡り歩きました。何が証拠となるか分かりませんでしたが、導きとしか思えないような出会いが多々ありました。初めて会うのに初めてではない感覚や、自分の事を信頼し迎え入れてくださる方々が、過去の生からの繋がりがあるのではなかろうかと思わざるを得ない事が多々ありました。
私はこの生に対し見えない力が働いていると察しました。それは、今も同じように神人さんを通じ話が出来ているように、改めてお計らいがなされて今に至るものであると明言出来ます。だからこそ、どうしても御縁あった方々に対し伝えなければならないと思いました。
わたくし高坂和導の言葉として受け入れられる方が、どれほどおられるかは分かりません。しかし、伝えなければなりません。
私は亡くなってから現在に至るまでに、自分の探究心の限り過去の旅をさせて頂きました。そこで分かった事が多々あるのです。それは真実と虚偽と共にです。
恥ずかしながら、生前伝えた事の中には間違いであった事もございます。正しかった事もございます。真実を知りたいと切望いたし、真実を知る事が許され、兎角嬉しいはずが苦しくなる事もあるのだと思いました。真実だと思い伝えていた事が、実は嘘であったとすると申し訳ない思いと共に恥ずかしさと虚無感に陥ります。
しかしまた、だからこそ踏ん張り、新たな使命感を得る事にもなりました。私にしか出来ない事がある。知ったからこそ伝えなければならない事があると思います。そして、勇気を試される事なのではないかと思うのです。
自身のプライドの問題とは、歴史の真実を計る時、あまりにも小さく比較にはならないのです。私はだからこそ、恥を承知でお話させて頂きたいと願います。
私は茨城系竹内文書を主体として研究いたし、人生を捧げました。それだけの価値があると思いました。素晴らしい出会いを頂き、そして学びを得られました。何の悔いもございません。お会いさせて頂きました皆様一人一人に心から感謝致しております。
ただし、何が真実であるのか? 正しく伝える事は別のように思います。
茨城系竹内文書は偽書として扱われたものでございましたが、私の答えも偽書であります。それは何故かと申しますのは、故竹内巨麿氏はあらゆる資料を掻き集め、ご自身が編纂されたからです。
古来より先祖から伝授されてきたものではなく、幾つかの資料を個人的に編纂し、古来より受け継がれてきたものと偽り公表してきたと言う事なのです。
出所となる歴史のほとんどは、ウエツフミが参照となっており、竹内巨麿氏が独自の見解を加味いたし創作されたものであると言う事なのです。
題材とされているものの信憑性がどうかと言う問題の前に、先祖から譲り受けてきたものではなく、自分が色々な資料を組み合わせて教本を作成したと言う事が偽書であると言う評価となります。
また、数々の異人が日本を訪れたと言う話も作られたものであります。日本には海外から多くの方々が訪れており、そこで帰化され方々の間で語り継がれてきたものにこじつけられていった経緯がございます。キリスト、マホメット、シャカなどは訪日していなかったのです。
しかし時代が移り変わり、その信者である方々は訪日されています。ですから、信者の信仰心によって生み出されたものがあると言う事なのです。
ただし、全てが偽りであるのではなく、竹内文書とは別にかつて日本には素晴らしい文明が存在し大天変地異により失われた事や、地球規模での大異変により超古代文明が失われたと言う事は事実でありました。祖先達は他星から訪れたと言う事も事実であり、日本が注目されていた時代もございました。
そして、日ユ同祖論は正しかったです。時代背景は異なりますが、失われた十支族の内、エフライム族とガド族、ふたつの支族は日本に来られていました。
私はそのふたつの支族の後世を追いかけてみました。時代を変えながら土地を移り住み、国や名前を変えながらも東へ向かってゆきました。そして、日本と言う国造りをされたのです。日本は神国として生み出された貴き国であります。
私が申し上げたい事は、ひとまずはこれで一度終わらせて頂きます。また別の機会にお伝えさせて頂きたいと思います。
神人さん、お力添えくださり誠にありがとうございます。心より御礼申し上げます。靈人として言葉を伝えられる奇跡に感謝致します。
2021年12月12日 故 高坂和導御靈 神人繋ぐ
竹内文書には色々な噂があって、どこかの古いお寺の秘密文書的なものを巨麿氏が盗んでそれを元に天津教を作ったのだとかと言う説も目にしました。ムーに載ってたんですけどね。それが真実かどうかは分かりません。
高坂氏によれば、竹内文書の元ネタのひとつはウエツフミのようですね。他にも色々な資料を参考に創作されたのでしょう。
それで、自作したと言う意味で偽書だと高坂氏は判断されたようです。海外の聖人が日本に来たと言うのは明確に否定しておりますね。
ただ、それ以外の事に触れていないと言う事は、そこには真実も含まれていると言う事なのでしょう。日本の古代文明やユダヤ十支族の日本来訪については確認されたそうですし。
今回のメッセージの雰囲気から言って、今後も分かった事があったらそれを伝えてくれそうな雰囲気です。続報を期待したいところですね。
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