神人靈媒日記より 〜故出口なお女史との対話〜
今回の神人靈媒日誌の紹介は大本教の開祖、故出口なお女史との靈的な対談を取り上げます。本当はそこまでこれを紹介する気はなかったのですけど、やっぱり紹介する意義はあるんじゃないかと思い直しまして。
何故乗り気じゃなかったのかと言うと、過去の有名な人の名前を出すと疑う人が出てきて、逆に胡散臭いと思われそうだと思ったからなのです。
やっぱりほら、こう言うのって幸福の科学の人が本を出しすぎてますからね。同じように思われるのは嫌だなって(汗)。
取り敢えず、まずは読んでみてその内容からそれぞれが判断して欲しいと思います。
〜故出口なお女史との対話〜
私:出口なおさん、靈媒として使われていた際は苦しくありませんでしたか?
靈人:とても苦しかったです。
私:艮の金神とは魔物だとは思いませんでしたか?
靈人:思いました。それでも、従うより他にどうしようも出来ませんでした。
私:隷属的にして使うやり方は悪魔のやり方です。私はそういうやり方は好きではありませんから、常に文句を言ってきました。だから、色々靈団靈人に祟られました。
靈人:凄いお方だと思い見ておりました。私は恐ろしくて歯向かう事など考えられませんでしたからね。
私:神とは何か? ほとんどが靈団であり靈人でありますから、死んだ靈人に対して生きている靈人である私達が何故隷属化させられなければならないのか? ずっと疑問でしたから闘い続けてきましたが、非常に苦しい道のりでもありました。
靈人:本当に御苦労な事です。私は神様に使われて幸せな者だと思いながら生きるようにしましたから、一切歯向かう事はしませんでした。全て御加護頂けるものだと信じていましたから。それでも弾圧されたり、裏切られたり、仲違いしたり、病をしたりと、苦しみはなくなりませんでした。
私:艮の金神とは、権力に虐げられ殺されていった人々の怨念の集合意識体でもあり、大靈団でありました。だから世直しをさせるべく靈媒を使い顕れてきたのですね。
靈人:そうなんですね。私は生前よく分かりませんでした。奇跡もたくさん見させられ、物凄い力を持った神様なのだと信じていました。
私:はい。昔の人達は靈団靈人も神様と称して拝んでおりましたから、自然神と区別がつかなくなっていったんですね。
靈人:そう言われるとそうなんだと思います。私はこの世はおかしいと思っていました。貧富の格差があり、盗っ人や女子供を痛ぶる者などいるのは、やはりいつか神様が現れて成敗してくれるものだと信じてましたから。
私:そうですね。時代背景によっては本当に不遇な扱いを受けた事でしょうね。
靈人:艮の金神様が世の立て替え立て直しをなさり、国常立尊様が神世に顕れ、地上天国を御創りくださるのだと願うばかりでした。
私:私は神と靈団靈人と人を分けて説いています。靈はあくまでもかつて生きていた方々であり、今は肉体を持たない靈人であり、神は宇宙、銀河、星々、自然森羅万象であり、因果の仕組みであるとお伝えさせて頂いております。
靈人:誠にその通りです。神様は親神であり、お土が肉体であります。靈人もまた神に活かされているものに他なりません。
私:私は靈団靈人の方々の意識が変わる事がまず何よりも必須であり、それから顕在人の意識改革であると考えております。生きている人は靈人からの影響を多分に受けますので、これまでのように隷属的な関係では、真の世の立て替え立て直しは出来ないと思います。
靈人:はい、その通りです。みなその事をようやく理解し、本来あるべき姿に至る覚悟に向かう過程にあります。私の教団の信者達にも御伝えしたいものです。
私:おそらくは、受け入れられる方が限られてくるのではないでしょうか?
靈人:そうですね。私の教えが一番と思えば狭きものとなり、他は耳貸さぬでしょうし、困ったものです。あなた様にお声掛けさせて頂いてからもう10年近く経つのでしょうか。ここらで良き話を聞ける者を引き寄せ、信者の皆様にも心を変えて貰えれば幸いに存じます。
私:私は流れにお任せ致します。全ては必要に応じた顕れと思っておりますから、私から無理には動きません。
靈人:分かっております。信者で分かる者を引き寄せますので、その際はどうかお繋ぎくださいませ。
私:分かりました。宜しくお願いします。
靈人:では、これにて。
2020年6月12日 神人 拝
神人さんはこれまでにも様々な存在とコンタクトを取っています。名もなき古き古代の靈的存在から有名な過去の人達まで。気になるのはその真偽ですよね。ただし、普通の人はこれは本人だなって判断は難しいかと思います。私も出来ませんし。
ですので、私からはこう言う話もあったみたいですよ、以上の事は言えません。断言するのが怖いと言うのが正直なところです。
多分大本教の信者の方はこの話を受け入れられないのではないしょうか。日月神示も大本は受け入れませんでしたしね。その時々の役目もありますから、受け入れられる人がついてくる感じかなと思います。
それでも何人かは共感してくれる人もいるのかも知れません。そう言う人達との交流でまた新たな流れが見えてくるのかどうか、興味深いところではあります。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます