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2017年8月11日 10:40 編集済
「風死して」と「喪に服す」とだけではとりたてていうほどのことはなかっただろうと思うが、そこに「草木の色」を持ってくることで平凡を脱したと思う。 風が死んだときの草木の色と喪に服するという取り合わせに嘘臭くなさつまり真実味があり、その句によって作者が言わんとすることを考えさせることに成功した(少なくもわたしは考えた)深みのあるものになったのではないか。 調べも優れていて(わたしが個人的に信じるところだと韻律の優れたものはたいてい内容もある)韻文はかくあるべきとも思う。 以上、見当違いなことを言ったかもしれないが、わたしの理想とするような良い作品だと感じたので、賛辞を惜しまないようにと思いつつ感想を述べた。
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「風死して」と「喪に服す」とだけではとりたてていうほどのことはなかっただろうと思うが、そこに「草木の色」を持ってくることで平凡を脱したと思う。
風が死んだときの草木の色と喪に服するという取り合わせに嘘臭くなさつまり真実味があり、その句によって作者が言わんとすることを考えさせることに成功した(少なくもわたしは考えた)深みのあるものになったのではないか。
調べも優れていて(わたしが個人的に信じるところだと韻律の優れたものはたいてい内容もある)韻文はかくあるべきとも思う。
以上、見当違いなことを言ったかもしれないが、わたしの理想とするような良い作品だと感じたので、賛辞を惜しまないようにと思いつつ感想を述べた。