ポルテイの三十六局面
野田高悟『シナリオ構造論』
138~140
対立構図
1:哀願(嘆願)
2:救助(救済)
3:復讐(復讐に追われる罪禍)
4:近親間の復讐(これの最も有名なものとしては『ハムレット』がある)
5:逃走(追跡)
6:苦難(災難)
7:残酷なまたは不幸な渦に巻き込まれる場合
8:反抗(謀反)
9:戦い(不敵な争い、大胆な企図)
10:誘拐
11:不審な人物、または問題(謎)
12:目的への努力(獲得)
13:近親間の憎悪(たとえば『にんじん』『父帰る』のようなものである)
14:近親間の争い(『カラマーゾフの兄弟』などがその好例であろう)
15:貫通から生ずる残虐・殺人的な姦通
16:精神錯乱
17:運命的な手抜かり(浅慮)
18:知らずに犯す愛欲の罪(『オイディプス王』などがその代表的なものであろう)
19:知らずに犯す近親者の殺傷
20:理想のための自己犠牲
21:近親者のための自己犠牲
22:情熱のための犠牲
23:愛する者を犠牲にする場合
24:三角関係(優者と劣者との対立)
25:姦通
26:不倫な恋愛関係(これは例えば母と娘が同じ男を愛する場合などをいう)
27:愛する者の不名誉の発見
28:愛人との間に横たわる障害
29:敵を愛する場合
30:大望(野心)
31:神に背く争い
32:誤った嫉妬
33:誤った判断
34:悔恨
35:失われた者の探索と発見
36:愛する者の喪失
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