コンビ二は便利だから、コンビニ心理学

 コンビニエンスストア(convenience store)、その意味は『便利なお店』である。


 消費者にとっても割高で、コンビニオーナーにとっては一か八かの博打、地獄のようなコンビニですが、その存在意義はその名の通り『便利』だからである。


 遊びに行った時のトイレ、出先でゴミを捨てられる場所、非常時に買い物する場所、新し物好きの人のため場所、時間外の銀行、朝、昼ごはんを買う場所、雑誌の立ち読みができる(笑)場所がコンビニである。


 そういう商品を買う以外の理由で寄ってしまって、何か悪い気がして、ついつい割高な商品を利用料代わりに買ってしまうこともある。

 つまり、人生において計画性のない人間が通う場所である。


 トイレは朝早く済ませておけばいいし(出先では困るが)、ゴミは家で捨てればいいし、計画的に買い物をしておけばいいし、新しいものは雑誌か、ドンキホーテ辺りで済ませればいい。

 朝ごはんもちゃんと食べて、昼はお弁当を作ったり、弁当業者から買った方が圧倒的に安い。しかも添加物、保存料が大量に入ってるので身体にも悪い。

 銀行は早めに会社帰りにATMに寄ればいい。


 明るい場所に引き寄せられてしまう蛾ではないが、夜中についつい寄ってしまう場所でもある。


 便利であるのは確かだし、僕も上記の理由以外にも、アマゾンとかで古本売るのにゆうメールとか出したり、税金の支払いなど、最近では三菱東京UFJ銀行を利用する海外送金フィンテックサービス『トランスファーワイズ』(https://transferwise.com/jp/)を利用してるが、これが入金、振り込み手数料タダで、送金手数料も1750円(楽天銀行)→477円(トランスファーワイズ)になったりして非常に助かってます。


 家にFAXもあるのだが、コンビニでついつい出してしまうし、コピーとかも取るのに便利だ。


 ほんと、これだけ便利になれば、全く利用しないことは不可能だ。

 中毒になれば、日用品や夕食のまとめ買い、仕事帰りにお酒など買って晩酌するつまみなども買ってしまう人も多い。

 高齢者で店員を話し相手にして、毎日、寄るのが習慣になってる人もいる。

 そのため、レジはスーパーより混んでしまうこともある。


 便利な機能を集めることで、メーカーと組んでコンビニ限定商品、セブンプレミアムなどのプライベート商品を作り、流行を作り出すことで集客性を高めている。


 それがコンビニが人々をきつける心理学なんじゃないかなと思う。

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