第32話:解放して楽に

 また下半身が火のように熱くなってきた。


 やっと落ち着いてきた股間のファントムも一気に準備完了だ。


 ボクのファントムは、パンツの中で窮屈な思いをしていた。


 今すぐにでも解放して、楽にしてあげたいが、そうもいかない。


 何しろ、ここはボクの部屋じゃない。ジュリアの部屋だ。滅多な事は出来ない。

 ボクはボトルの水を半分ほど飲み冷蔵庫へ戻した。

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