第6話 主要人物をかためる――人物名や口調等。
第1話にも掲載していますが、人物に関した項目は以下の通り。
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《名前》
(物語上の立ち位置の説明)。職業。年齢。
一人称:
二人称:
口調について。
〉外見・身体的特徴
※イラストに必要になりそうな情報を入れる
※身体的なコンプレックスがあれば、それも入れる
〉性格
※表向きの性格や、内面のあり方を書く
※主要人物に対してキャラが変わるようであれば、その旨も書く
〉経歴・背景
※性格が形成されるのに重要なイベントについては詳細に書く
※作中の展開で必要になるイベントについては詳細に書く
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これを主要となる登場人物の全員分で作成します。
では早速埋めていきましょうか。
まずは、小説本文で頻出するであろう項目、人物名や口調について触れます。
●《名前》
人物名はできるだけ同じ言語での読みにそろえます。
イギリス風の国を世界観にしていれば、読みは英語に、
フランス風の国を世界観にしていれば、読みはフランス語に、
中華風の国を世界観にしていれば、読みは中国語に……
といった感じで、私は決めますね。
もちろん、登場人物の中に別の国の人物がいるなら、読み方はベースとなる国の発音に近い読み方にします。
まあ、雰囲気づくりの一環です。
●(物語上の立ち位置)
これは第5話で触れた部分。
ヒロイン(主人公)、ヒーロー、ラスボス……等を入れる項目です。
はい、入れました。
●職業。
伯爵令嬢、とか、
第二王女、とか、
花売りの娘、とか、
メイド、とか、
国王、とか、
王位継承権第一位の王子、とか、
騎士団長、とか、
石油王、とか、
……まあ、そういうやつです。
主人公たちの住む世界で【その住人たちがその人物をどんな職業の人と認識しているのか】を書き込む欄ですね。
本職と裏の職業の両方を書いてもいいと思います。
メイド(●●国のスパイ)……みたいな。
●年齢
年齢を入れます。
特殊な数え方をする場合や、成人年齢が現代日本と違う場合は、世界観設定にその旨を追記し、その上で年齢を考えるといろいろ便利です。
●一人称:二人称:口調について。
まま、その通りの項目。
身分や立場をふまえた喋り方を設定するのが一番手っ取り早く、可読性が上がると思いますが、あえて口調を凝ったものにする場合はその旨も〈口調について。〉で備考のように記載します。
理由を決めておいたほうが、本文を書きながら決めるよりも説得力のあるキャラクターになりやすいと思っているのですが、実際は読者にどのように伝わっているんでしょうかね?
外見・身体的特徴欄以降は、次のページへ。
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