プライドとステータス把握(キョウヤside)
ガタッ
「いってー…ココ何処だよ…
何だよあの神様って奴、俺をこんなところに落としやがって…」
見た感じ、何処かの家みたいだけど
「ったく、この家って俺の家なのか?」
「いや、ココは僕の家だよ」
「うわぁぁぁ!!?だ、誰だよお前!!
あの神様の関係者か!!?」
誰もいないと思っていたら、人がいた
しかもチビ
短い銀髪が外に向かって跳ね、目は赤い…
「いや、僕からするとキミのが誰だって事なんだけどね
僕はあの神様の関係者っていうより被害者かな」
「って事は…お前が先にこっちに来てるやつかよ…
つー事はこんなガキに色々教われってーのか?」
そんなのお断りだ…こんなガキから教わるなんて
絶対に嫌だ
「ガキって、失礼だな…キミと同じ歳なんだけど!」
「は!!?嘘、ちっせー!」
「うるせぇ!!!!」
マジかよ…俺と同じ歳なのか…信じられねぇな
それよりも…
「って、何で同い年って分かったんだ?」
「キミのステータス見たからだよ
自分のステータスくらい、把握しときなよ」
「はっ…それくらい、分かってる!
ステータス!」
「はぁ…とりあえず、朝ごはんだな」
―◇―ステータス―◇―
キョウヤ・タニガワ
年齢:14歳
身長:158㎝
体重:47㎏
レベル:1
職業:冒険者
才能:多趣味・好奇心・天才児・運動神経抜群
神様スキル:インベントリ・鑑定眼・メイキング
HP:200
MP:200
攻撃力:200
魔法攻撃力:200
防御力:200
魔法防御:200
力:200
素早さ:200
命中率:200
運:200
―◇― 終 ―◇―
「何だよこの数値…」
あのチビがご飯を食べているが、そんなの関係ない
俺はステータスを理解するのが急務である
まぁ、書いてあるものが分かりやすいから、どの事を言ってるかは分かる
しかし、この数値が強いのか弱いのかが分からない
まぁそれは良いとしよう…意味が分かるのだから
それより問題なのは、才能と神様スキルだ
全然意味が分からない…多趣味がどーした!天才児が何の役に立つ!?
サッパリ分からない…
「才能とか、全然意味わからねぇ…どんな効果持ってるんだ!!?」
しばらく考えたが、全然分からねぇ…
何か説明くらいよこせよ、不親切なカミサマだな!!
とりあえず、分からないと今後に響くので
チビがご飯を終える頃に投げかける
「その文字をなぞると、説明出てくるよ」
「マジかよ…」
返答はサッパリと帰ってきて、意外な物だった
何だよ、指でなぞるって…それで見れる説明って!!!
まぁ、とりあえず、説明を見る事にしよう
◇多趣味◇
戦闘職業から生産職業まで、全てのスキルを使いこなす事が出来る
おぉ!マジで説明だ…説明文が出てきた!!
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