メイキング
「他には…鑑定」
周りの木や草を鑑定する
◇セレインの木◇
建築の際に使われる木材
◇雑草◇
特に利用用途の無い草
家畜の餌に丁度良い
◇セレインの湖◇
セレイン森にある湖
木々があるので、キレイで美味しい水
「美味しい水かぁ~、喉も乾いてるし、飲んでから動くか」
こっちに来てから、何も口にしていないユウキ
さっきからテンションが上がるなどして、忙しくて忘れていたが
喉がかわいているので、水分補給が必要だ
ユウキは手で水をすくい、水を飲む
「ぷはーっ…うま!マジか、これがセレインの湖の水か…超うまい!」
水の美味しさに驚き、これを持っていきたいと思ったが…
入れる物が無い事に気付く
「くそー、水筒でもあれば入れて持って歩くのに…
って、ちょっと待って、あれが使えるんじゃね?
メイキング!」
すると、目の前に透明な板が出てくる
板には、作る物をイメージして手を当てて下さい…と書いてあった
ユウキは早速、一杯入る水筒をイメージして手を当てると
透明の板が発光し、ユウキの手には大き目の水筒が握られていた
「よっしゃ!これで水を持ち歩ける!
あ、魔力ってどんだけ消費してんだ?」
ステータスを開いてMPを確認する
MPをどれだけ使うか書いていなかったので
何も考えずに使ったが、どれほど使う物なのだろう…
「MPは10消費か…意外と使わねぇんだな」
消費魔力も分かり、ユウキはさっさと湖の水を水筒に入れてインベントリにしまう
結構な重さの水筒だったが、インベントリに入れた瞬間にその重さは無くなった
「マジか…これは助かるな!
さて、水分も持ったし、そろそろ出発したいんだが…
何処に行けばいいんだ?」
先程までは、ステータスと才能、スキルの確認で大忙しだったユウキ
実はココが何処なのか、さっぱり分かっていない
まぁ、初めての場所なので、知っているわけは無いのだが
それにしても、その事実に気付くまでには、いささか時間がかかり過ぎな気もする
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