第73話 共に在るということ
女王が用意してくれた技師と和泉は先ほどから延々と会話を続ける。
さらに手元に紙を準備して、互いに色々と書き合う。
「つまりは宝玉の魔力抵抗値が問題なんだろう? だったらこうしたらどうだ?」
「それでは駄目じゃないかな。宝玉が割れてしまう」
「なぜだ? 計算式の理論上は問題ないだろう?」
ある式を和泉は鉛筆で叩く。
「宝玉といっても等級があってね。イズミ君が問題ないというのは等級がある程度高い宝玉だよ」
「……ふむ。なら、こういう回路ならどうだ?」
続けて紙に書いた等式は、それまでミエスタの技師が見たことのないものだった。
「……なんだい、これは?」
「俺が故郷の知識を元にして検証している回路だ。等級という言葉は知らなかったが、抵抗値が高い宝玉でもある程度の魔力を送れるはずだと思ってる。しかし金がないから僅かばかりしか検証ができていなくてな。正しいかどうかは分からない」
和泉の言葉に技師は少し頭の中で整理する。
「……いや、これは面白いと思う。少し実践してみないかい?」
「するに決まっている!」
意気揚々と和泉は頷いた。
レイナはそんな彼の姿を遠くから見ていた。
「…………」
遠くで和泉は王城勤めの技師と楽しそうに話をしている。
話を聞いては目を輝かせ、提案をしては共に頭を捻る。
レイナから見て、とても充実しているように見えた。
「…………」
今まで考えたこともなかった。
和泉が自分の隣からいなくなる、など。
けれど可能性は生まれた。
自分の隣からいなくなってしまう未来が。
「……っ!」
なぜだろうか。
身が凍る。
そんな未来を握り潰したくなる。
「……嫌だ」
嫌なんだ。
和泉は自分の隣にいてくれなければ。
――でなければ私は……。
“自分”が“自分”でなくなるような気がする。
「…………」
いつからだろう。
これほどまでに和泉の存在が大きくなったのは。
最初は喧嘩のような出会いをしたというのに。
気付けば“相棒”と呼んでいる。
和泉が隣にいることに違和感などなかった。
いや、違う。
隣にいないことなど考えられない。
「どうしたの?」
レイナが思い詰めている時だった。
優斗が声を掛けた。
「……先ほどのイズミの話を聞いて、少し考えていた」
言ってから、ふと気になった。
和泉の親友である彼は、先ほどの和泉の発言に何も思わなかったのだろうか。
「……ユウトはいいのか?」
「何が?」
「イズミが留学を希望してしまったら、リライトからいなくなるということだ」
「そうなったら、そうなっただよ」
優斗の返答はレイナが考えている以上に冷ややかな返答だった。
引き留めてくれる側の人間だと信じていただけに、思わず彼女の表情に険が含まれる。
「お、お前らは親友なのだろう!?」
「親友だからって和泉の将来に口出しは出来ないよ。留学したいんだったらすればいい」
「すればいいって……。だけど、そうしたら――ッ!」
反論しようとした。
けれどレイナの言いたいことが分かっているのか、優斗は彼女が懸念していることをはっきりと口にした。
「いつでも会えなくなるね」
「――ッ! だったらどうしてだ!?」
「僕は和泉の願う道を進んでほしいからだよ」
引き留めようだなんて思わない。
「“親友だから一緒にいてほしい”と縛るんじゃない。“親友だからこそ自由にして欲しい”んだ。例え離れ離れになったとしても、僕と和泉は親友だから。その事実だけがあればいいんだよ、僕はね」
優斗は笑みを浮かべる。
「だけど今のは僕の考え。和泉の親友としている僕の考え。だからレイナさんが和泉に対して思うところがあるのなら、願うことがあるのなら――」
レイナ自身が和泉との未来を“どう在りたい”のか描くものがあるのなら。
「――素直に示せばいいと思うよ」
優しく、諭すような優斗の言葉。
レイナは噛みしめて、席を立った。
優斗は彼女の後ろ姿を見つめていると、ラスターとキリアがやってくる。
「どうした?」
「何かあったの?」
「ちょっとね」
優斗は言葉を濁す。
「全てが上手くいってくれたらいいなって思っただけだよ」
◇ ◇
夜が更ける。
優斗や他のメンバーはすでに寝静まっていることだろう。
けれどレイナは一人、バルコニーで考えていた。
「私はどうしたい?」
口にして己に問いかけてみる。
だが答えは出ない。
理性だけで考えれば優斗が言ったように己の望む道を進んで欲しいと思う。
――でも、駄目だ。
一緒にいたい。
その気持ちがあるから『嫌だ』と思ってしまう。
「……イズミ」
思わず呟いてしまった彼の名前。
ただ、紡いだだけの言葉。
「どうした?」
それにまさか返事があるとは思わなくて、慌てて後ろを向く。
レイナの悩みの種がいつもの仏頂面をしていた。
「イズミ!?」
「いや、だから何だ?」
「どうしてここにいる!?」
「技師との話と実験が面白くて、今まで長引いてしまった。そして部屋に入ろうと思ったら会長の姿が見えた、というわけだ」
「……そうか」
和泉の話を聞いてレイナの顔が曇る。
「…………」
まるで落ち込んでいるかのようなレイナ。
和泉は見たことがない。
「どうかしたのか?」
思わず尋ねた。
レイナは最初に何かを言おうとして、躊躇う。
「……会長?」
「…………」
けれど本人に訊かなければならない。
そうしなければ何も解決しない。
だから意を決してレイナは訊く。
「留学……するのか?」
思わず、声が震えた。
自分はこれほどまでに弱い人間だったのだろうか。
気を奮い立たせるように両の手を強く握りしめる。
「留学するのか?」
「……いや、決めているわけじゃない」
何が何でも留学するとは決めていない。
「ただ、将来の視野には入れている」
和泉は真っ直ぐ、レイナを見つめて答えた。
和泉の返答にガツン、と頭を殴られたような衝撃をレイナは受ける。
「も、もし留学したら剣のメンテナンスはどうするんだ!?」
「他の者にやってもらうことになるだろうな」
「わ、私はイズミがいいんだ!」
思わず取り乱してしまう。
夜中ということも忘れ、声を大にして気持ちを口にした。
「とりあえず落ち着け、会長」
和泉はレイナの頭に手を置く。
自然と彼女の顔が俯くことになった。
「留学すると決めたわけじゃない。将来の選択肢の一つだと言っただろう」
そしてゆっくりと撫でる。
取り乱したレイナなど見たことないが、これで落ち着いてほしいと思う。
「夜更かしをするから妙な早とちりをする。早く寝ておけ」
ゆっくりとした足取りで部屋に戻ろうとする和泉。
けれどレイナの足は動かない。
「どうした?」
付いてこない彼女を和泉が呼ぶ。
けれどレイナは俯いたまま。
――駄目だ。
実際に和泉と会って分かった。
向き合って、話して、どうしようもなく理解させられた。
――ユウトのように考えられない。
“和泉の自由にすればいい”などと言えない。
絶対に無理だ。
――私は。
……嫌なんだ。
和泉が隣にいないなんて考えたくない。
「……行くな」
一歩、二歩と前に出る。
部屋へ戻ろうとする和泉の服を摘む。
「会長?」
「……行くな、イズミ」
いつものような強引さはない。
ただ、弱々しく彼の服を摘んで、胸の内にある想いを口にすることしかできない。
「…………行かないでくれ」
◇ ◇
和泉は部屋に戻ると、仰向けでベッドに倒れ込んだ。
一人で先ほどのことを考えようとも思ったが、一人だと考えが狭くなるような気がする。
隣にいる優斗を見た。
「なあ、優斗」
こういう時、こいつは絶対に起きている。
確信があった。
「ん?」
案の定、返事がある。
和泉は端的に尋ねた。
「お前は女から『行くな』と言われたらどうする?」
“何が”も“誰が”も何も言わない。
けれど優斗は少し間を空けて考えを纏めると、和泉に答える。
「僕だったら行かないよ。例えどれほど知りたいことがあっても、フィオナに『行かないで』と言われたら僕は行かない。僕の欲求でフィオナが悲しむなんてことはあっちゃいけないから」
「そうか」
「アリーやココだったら、難しくはなるけどね」
「違いはどこにある?」
「僕の場合は『愛している』か『愛していない』かの違いかな。僕はフィオナを愛してるから、彼女が悲しむことは絶対にしたくないってだけ」
そして優斗は大げさな言葉回しをする。
「愛を前にして自分の欲求なんてくだらない」
「……優斗。恥ずかしくはないのか?」
「冗談を真面目に返さないでくれる?」
軽い口調の優斗に和泉が苦笑する。
「悪い」
「けれど言ったことは間違いなくそうだよ。僕はフィオナが『行かないで』って言ったら絶対に行かない」
和泉は優斗の答えを聞き終えると、天井を見つめる。
「参考になった」
「どういたしまして」
和泉の耳に何か動く音が聞こえる。
どうやら優斗は完全に寝入る体勢に入ったらしい。
和泉は改めて考える。
――悲しむ顔が見たくない、か。
自分はどうだろうかと思う。
レイナだけじゃない。
仲間たちは自分が留学すると言ったらどんな表情をするだろうか。
それを見て、自分はどう思うだろうか。
――とりあえず優斗と修は除外だろう。
あの二人は自分が行きたいと言えば素直に頑張れ、と応援する。
――卓也とリルは変な顔をしたあとに頑張れと言う。
自分のことを慮って応援する。
――ココとアリー、フィオナにクリスは初めての友達だから、悲しい顔をしてくれるだろう。
その時の様子を思い浮かべてみる。
「…………」
嫌なものだな、と感じた。
――そして会長は……。
先ほどの彼女の態度を思い返す。
普段と違って、弱々しく触れれば壊れてしまいそうだった。
自分が留学することが、それほどまでレイナに影響を与えるとは思ってもいなかった。
思わず胸元を握りしめる。
――知らなかった。
側にいるからこそ気付かなかった。
いや、先入観があったと言ってもいい。
――会長は強い女なのだと決めつけていた。
最初の出会いから今まで、頑ななまでに上を目指している彼女しか見たことがなかった。
だからこそ見逃していたのだろう。
――バカなんだろうな、俺は。
レイナのことを知っているつもりではいた。
けれど実際は弱い姿すら知らなかった自分。
――優斗や修でさえ弱い部分があるのだから、会長だって弱い部分はある。
そのことすらも知らずに自分は他国に行こうと思った。
少なくとも彼女は今、和泉にとって大事な女性だというのに。
「…………ふむ」
思わず、呟いた。
――俺は会長が大事なのか。
優斗がフィオナを大事にしているように。
どうやら、自分はレイナが大事らしい。
――だから見たくない、と感じるのか。
そこまで考えて覚悟が決まる。
自分がどうしたいのか。
どちらかを諦めなければいけないというのなら、どちらを選ぶのか。
決めた。
◇ ◇
翌日、王城を出るときには女王が見送りに来ていた。
「ユウト君。リライト王にはよろしくね」
「伝えておきます」
優斗が会釈をする。
次いで女王は和泉に視線を送った。
「イズミ君、留学については貴方のことをリライト王に伝えて話を進めておこうと思うけど、どうする?」
ラスターとキリアの後ろにいるレイナがビクッと反応した。
話の内容を聞きたくないらしく、伏し目がちになる。
けれど和泉は真っ直ぐに女王を見据えると、
「悪いが、留学はできない」
はっきりとした断言にレイナの顔が上がった。
女王は頭にハテナマークを灯す。
「どうして? 昨日はうちの技師とも楽しそうに話してたじゃない」
「技師と話すことは非常に楽しかった。とても為になったしな」
「だったらどうして?」
続く問いかけに、和泉はちらりとレイナを見る。
ラスターとキリアの背後でよく見えないが、雰囲気は分かる。
呆れるように笑みを零した。
「どうやら俺は自分の欲求を殺してでも、リライトにいたいらしい」
ただ、その動きだけで。
女王はどうして和泉が断ったのか、理由を把握した。
「へぇ、欲求よりも愛を取るのね?」
面白そうに女王が尋ねる。
「それほど高尚なものじゃない。悲しむ顔を見たくないというだけだ」
「あら、イズミ君って案外良い男ね」
茶化す女王だが、すぐに真面目な表情となった。
「でも、技師から聞いたけど貴方が持っている故郷の知識はミエスタにとっても有益なものだわ。私としてもみすみす、逃したくない」
国益となり得るものだ。
そのチャンスが目の前にあるのに、捨てるつもりは毛頭無い。
「しかし俺に留学する意思はないと言っただろう」
「イズミ君の意思は分かってるわ。無理に従えようとしたところで無駄なのもね」
和泉を無理にどうこうすれば黙っていないのがいる。
その人物は簡単に国を壊せるほどの実力を持っていることも。
「だからね、イズミ君」
女王は笑って提案をした。
「イズミ君はミエスタから送られる技師の助手になりなさい」
「…………はっ?」
思わず唖然とした表情の和泉。
「技術提供といっても、使い方を知らなければ意味ないわ。だから数名の技師を送るのだけれど、うちから送る技師の助手になりなさいって言ったのよ」
「……い、いや、それが出来るのなら嬉しいんだが、俺は学生だ。学生に助手は無理だろう?」
「別に学生生活をやめろって言ってるわけじゃないわ。暇な時間をうちの技師とのやり取りに使いなさいって言ってるの。そのための助手扱いよ」
「俺を買ってくれるのは嬉しいが……しかしどうしてだ?」
あまりにも話が上手すぎるような気がする。
和泉が少し躊躇うと女王は、
「ユウト君、説明!」
「いきなり僕に振ります!?」
完全に蚊帳の外で見ているだけだった優斗に話を振った。
女王本人が言うには疑わしきもある。
けれど信頼している優斗だったらある程度、信じてくれるだろう。
しかも彼は七割方、提案の意味を当ててくれるはず。
だからこその指名。
優斗は少し考えると、説明を始める。
「つまり女王陛下はリライト――和泉に技術提供を行うと同時に、和泉が僕らの故郷の知識と技術を用いて新しく創り出す魔法科学の技術をミエスタにも還元したいと思っているのでしょう? ミエスタに新しい技術が届くには少しばかりタイムラグが生まれるでしょうが、和泉の知識と技術ならば他国よりも圧倒的なアドバンテージを取れる。しかもミエスタの先進的な技術を用いているからこそ、最大限に有効利用できるのはミエスタです」
優斗の説明に女王はうんうん、と頷く。
「もちろん和泉が新しい技術を創り出す、という想定で動いていますが、レイナさんの剣からすでにミエスタには予想外の技術。そこから鑑みても和泉には真っ先に技術を伝える価値があると思ったのでしょう」
「その通りよ」
「これぐらいでいいですか? 女王陛下のことだからもっと色々と考えてるのでしょうが、僕には今言ったことが想像の限界です」
「ありがとう、ユウト君」
だいたい合っているのか、女王は優斗に拍手する。
そしてまた、和泉を見据えた。
「別に無償で技術を教えてあげるわけじゃないのは分かったでしょう? ここからは私とリライト王のやり取り次第だけどね、どうしたいかはイズミ君次第よ」
思わず得られた欲求を求められる機会。
和泉は思わず、言葉が出た。
「もし、叶うのならば……」
何一つとして失わずに望めるのであれば。
「技師の助手にしてもらってもいいか?」
和泉は頭を下げる。
女王は笑みを深くした。
「了解よ」
そして女王は和泉をレイナへと押し出した。
優斗は軽く和泉の背中を叩く。
ラスターとキリアはよく分からずとも、和泉をレイナの前に立たせなければならないことは分かったので下がった。
「……イズミ」
不安そうな表情をしているレイナ。
和泉は彼女の不安を消し飛ばすために努めていつものように接する。
「会長、そういうわけだ。俺は留学しない。けれど派遣される技師の助手という素晴らしい待遇を受けることが出来た。まあ、これに関しては優斗が女王と知り合いだというのが幸いしたがな」
和泉の言葉に優斗と女王が視線を合わせて笑う。
「だから、その……なんだ」
和泉は後頭部を掻きながら、慣れないながらも紡ぐ。
「悲しそうな顔をするな」
昨夜と同じように右手をレイナの頭に置いて撫でる。
「俺は会長の悲しそうな顔は苦手だ」
優しく撫でる。
表情は見えないが、不安は消えてくれればいいと願う。
レイナは服の裾をぎゅっと握ると、小さく声を発した。
「……行かないのか?」
「ああ」
「……側にいてくれるのか?」
「ああ」
和泉が頷く。
「いてくれないのは……嫌なんだ」
「大丈夫だ。俺はいる」
レイナの頭が和泉の胸元に軽く当たった。
そのまま10秒ほど、寄りかかるような体勢になる。
「…………よかった」
呟いた瞬間、吹っ切るようにレイナは顔を上げた。
先ほどの不安そうな表情はなく、いつものような凛々しい表情で彼の名を呼ぶ。
「“和泉”」
「何だ?」
聞き返す和泉に、レイナは照れるわけでもなく恥ずかしがるわけでもなく真っ正面に真っ正直に言い放った。
「これからもずっと一緒にいてくれ」
堂々と告げたレイナ。
周りは色めき立つが、和泉はいつも通りの表情で大きく頷く。
「分かった」
◇ ◇
高速馬車の中、和泉とレイナは隣で寄り添いながら寝ている。
優斗とラスター、キリアは呆れたような微笑ましいような表情で二人を眺めていた。
「結局、馬車の中で寝るのね」
「夜更かししてたからね、二人とも」
「貴様はどうして知っている?」
「僕も同じ時間くらいまで起きてたし」
相談にだって乗った。
するとキリアが面白そうに、
「けど、さっきのって凄かったわね。あれだけ堂々とした告白、そうそう見ないわよ」
凛々しすぎる。
だが、納得いっていないのが二人いる。
「あれは告白だったのか?」
「いや、微妙」
ラスターと優斗が首を捻った。
「えっ? 違うの?」
「判断し辛くない? 別に好きとか愛してるとか言ってないし」
「オレは相棒がいなくなってしまっては辛い、みたいな感じがしたのだが……」
側にいてほしい、とは言ってもだ。
恋愛を匂わせる単語が一つも使われていない。
「……言われてみると、わたしもそんな感じがしてきたわ」
もう一度、優斗達は眠っている二人を見る。
「どういう意味だったのか訊いてみたいわね」
「オレは訊ける勇気を持っていない」
「同じく」
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