二部終 12話 戦闘用改造魔道兵『紅魔族』
「博士ーーー! 助けて! ヘルプミー!」
あれから悪夢のような数日が過ぎた。逃げても逃げても追いかけてくる強化型ヤンデレゴースト。俺の精神も限界に近い。
ガリガリでボロクズのようになった俺は、博士の元へとようやくたどり着いた。
「どうしたんだい佐藤君?」
「もう一回! もう一回レイを改造して! もう一度記憶消してくれ! 頼む!」
博士に懇願する俺。
「何を言ってるんだ? 一応危険な手術だったんだよ? これ以上体に負担がかかると命に関わるし」
「別に魔術のパワーアップはせんでいい! とにかく記憶を! もう一度記憶を消してくれ!? あの純朴なれいれいに戻して!? お願いします!」
博士の言葉に必死の思いで拝み倒すと。
「駄目ですよー。 私とマサキ様は両思いですからね。一時的に記憶が無くなったおかげで、本当の気持ちを知ることが出来ました。私達は紅い糸で結ばれてますから」
「くっそ! 放せ! 立ち去れ悪魔め!」
れいれいを昔のようにキックするが。
「ちょっと君、女性にそれは酷いんじゃないか?」
博士に止められる。
くっ! 何でだ! 今までとやってることは一緒なのに! なんで非難されないとならない? そ、そうか見た目か! 見た目が可愛くなったから俺が女に暴力を振るう悪い奴に見えるのか!? なんてこった。中身は昔と一緒のヤベー奴なのに!
「君たち、相変わらず仲良しだねえ。妬けてくるよ」
「お前の眼は節穴か! どこが仲良しに見えるんだ!」
「そう思います? 博士。やっぱり私達お似合いですよね」
ちくしょう! こんなことなられいれいが記憶を取り戻す前にやっときゃよかった! いや、やってから記憶が戻ったら俺は破滅だ! やらなくてよかったのか?
「そんなことより、改造人間全員の手術がようやく終わったよ。正式名称は戦争用改造魔導兵というんだがね」
俺の要望をそんなことですます博士。
「みんな出ておいで!」
博士が呼びかけると。
「はいマスター!」
「私たちに命令を!」
「もう戦いですか? この漲るパワーで敵を蹂躙したいです!」
「パワーこそジャスティス!」
「ついに封印されし力を発揮するときが着たのか……」
「右手が……うずく! 右手よ抑えてくれ!」
ジャージをきた9人の男女が姿を見せた。みなれいれいと同様の紅い眼をしており、顔にはバーコードとナンバーが記されていた。
「こいつらか。改造人間計画は上手くいったようだな」
赤い眼の集団に声をかけると。
「あんたはプロトタイプだな! 聞いたよ。この命がけの改造実験を、なんの躊躇も無く志願したんだって?」
「あなたのおかげで私達も力を手にすることが出来ました。感謝していますよ!」
改造人間たちは俺の事を無視し、れいれいへと話しかける。
「愛があれば当然の事です! 迷いなんてありません!」
堂々と宣言するれいれい。
「おお!」
「すごい!」
「さすがプロトタイプ!」
「それでこそ改造人間だ!」
「勇気がありますね!」
れいれいは改造人間には尊敬の眼差しを持って認められていた。一方俺は無視。なんだかなあ。
「ついにこの日が来た! 俺の研究成果を王へと報告する日が! 今回の新兵器は今まで見たいなポンコツじゃない! 文句のつけようのない対魔王軍兵器だ。これで当分は楽に暮らせるはずだよ!」
博士は張り切って王との謁見へと向かう。プロトタイプが仲間にいるため、一応俺たちも付いていくことになった。
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ノイズ王との謁見室にて。
「閣下。約束の新兵器が完成しました。彼らは間違いなく魔王軍との戦いで十分な成果をあげるでしょう」
博士と俺達は跪き報告をする。
『コーホー、それは真か。おぬしの言葉が本当なら、我々ノイズが魔王を倒す日も近いだろう』
「はい! これぞ対魔王において切り札となる、最強のアークウィザード集団です。今紹介します!」
博士の手招きで、ぞろぞろとやってくる改造人間たち。
「戦争用改造魔導兵! 《BCMW―01》! いっくん!」
「《BCMW-02》! にっこ!」
「《BCMW-03》! みぃみぃ!」
「《BCMW-04》! しんた!」
「《BCMW-05》! ごろうた!」
「《BCMW-06》! むーこ!」
「《BCMW-07》! ななりん!」
「《BCMW-08》! やっほい!」
「《BCMW-09》! きゅーすけ!」
自己紹介をする改造人間たち。
『それは本名なのか?』
「我々のコードネームに文句があるなら聞こうじゃないか!?」×9
名前を疑問視され言い返す改造人間たち。
『い、いや問題はない。我を騙そうとしなければな。コーホー』
「俺も保障しますよ。プロトタイプでその力は実証済みです。彼らは最強のアークウィザードにて、紅き眼の部隊、名付けてレッドフォース」
俺もれいれいの実力を知っているため、王へと推薦する。
「なにそれ、だっさ」
「ぺっ!」
「紅き眼の軍勢まではよかったんだけど、その後が台無しだわ」
俺の名付けた部隊名は気に食わなかったらしく、がっかりだといわんばかりに地面に唾を吐く改造人間たち。
こいつらむかつく。お前らの名前の方がだせえっての。
「私たちは紅魔族と呼んでいます」
代わりに博士が話すと。
「さすがはマスター!」
「素晴らしいネーミングセンス!」
「そこのメガネとは大違いだ!」
大はしゃぎだ。
彼らの部隊名は紅魔族に決まった。わからん。なにが奴らの琴線にふれるんだ。女の研究者は安直過ぎってバカにしてたのに。
「でもそれじゃあ魔族の一員っぽくて紛らわしくないか?」
「ああ? お前になにがわかるってんだよ!?」
「だっせえくせによ!」
「何もわかってないですね」
俺の質問に非難轟々の『紅魔族』たち。
こいつらきらいだわ。
「王様、彼らは誰もが優れたアークウィザードです。すでに訓練では見事な成果を上げています。捕獲した野良モンスターとのテストでも圧勝しました。あとは魔王軍との実戦あるのみです」
博士が紅魔族を売り込んでいる。こいつらの実力はわかっている。博士の言うとおり戦場では大戦果をあげるだろう。毎日れいれいとの追いかけっこをしていた俺にはわかる。
そんな王との面会中、急に大きな警報がなり始めた。
『何事だ?』
「大変です! 敵襲です!」
「映像写します!」
アラートが鳴り響く。外の映像を見ると飛べる魔物たちの集団がこのノイズに迫っていた。
「シールドを起動させろ!」
王の付き人がすぐに命令を出す。
魔道技術国ノイズは透明なドーム状の物体に覆われている。一見簡単に壊れそうで脆くみえるが、魔法結界を起動させる事で敵の侵入を完全にシャットアウト出来る。
「門を閉じ、すぐに住民を建物の中に誘導しろ!
一度魔法結界が機動してしまえば安心だ。この防衛システムは魔王城を参考にしたらしい。魔王城は結界で覆われて勇者の侵入を阻むが、このノイズでも同じことが出来るのだ。
「敵を報告せよ!」
「どうやら魔王軍の空軍部隊のようです。空からノイズへと攻撃を仕掛けているようです」
王都の謁見室にある、巨大なモニターに敵の様子が投影されていた。空を飛ぶモンスター、ドラゴンやワイバーン、グリフォンたちがノイズの結界の上から炎をはいたり体当たりをして破壊しようとしている。
「ふん、この程度で我らのシールドが破れるものか」
「いつもの嫌がらせだな。魔王軍も毎度暇なこって」
魔王軍の襲撃はノイズにとってよくあることらしく、住民達はあまり脅威に感じていないようだったが。
「俺の故郷、ノイズに向かってこんな真似をするとは! 魔王め許さん!」
「魔王死すべし!」
「今すぐ細切れにしてきていいですか?」
「血祭りに上げてきましょうよ!」
しかし記憶をすっかりなくしてしまった紅魔族にとっては度し難い行動に見えたらしい。襲い来る魔王軍を見て目を赤く光らせ、闘志を燃やし始めた。
「王様! マスター! 我々に出撃の許可を!」
「2、3匹軽く引き摺り下ろしてきます!」
興奮する紅魔族を見て、王が博士に尋ねる。
『彼らだけであの大軍を相手に出来るのか?』
「え、ええ。私の手術で魔法使い適正を最大限まであげましたので……一人一人が最強級のアークウィザードとなっておりますよ。理論上は可能かと」
『いいだろう。紅魔族よ。我にその実力を見せるがいい。出撃を許可する』
「はっ! 軽く死体の山にしてきます!」
王の許可は出た。喜んでエレベーターに向かう紅魔族。
「佐藤君、一応付いていってくれないか? 彼らはまだ誕生したばかりで経験も浅いだろうし、もし危なくなりそうだったら君たちのパーティーがフォローに回って欲しい」
「わかったよ。任せとけ」
博士に頼まれ、紅魔族と同行する俺たちのパーティ。
シールドを一部だけ解除して、門から出撃する9人プラス俺たち4人。
「なんて数だ。それにでかい。いくら強い魔法が使えるといってもこんなの倒せるのか!?」
外では魔物の群れがノイズに襲い掛かっていた。ドラゴンも多い。この目で直接見るのは初めてだ。まさに魔物の王。固い鱗に覆われた皮膚はどんな攻撃にも耐えられそうだ。そんな危険なドラゴンが何匹もノイズに襲い掛かっている。
『コール・オブ・サンダーストーム』
俺がビビッていると、紅魔族の一人が巨大な嵐を発生させた。土砂降りの雨が降り注ぐ。たった一人で起こしたとは思えない、桁外れの威力の大嵐だった。敵はもちろん、この俺もその魔力に驚愕する。
『カースド・ライトニング』
『カースド・ライトニング』
「ギャアアアー!」
「グエエエエ!!」
天候を操作した紅魔族は、起こした嵐で雷の威力を高め、ノイズの結界に群がる飛行モンスターに次々と無慈悲な落雷を浴びせていった。なすすべも無く落下していく魔物たち。見事な連携だ。俺達が出た理由も無いくらい、圧倒的な破壊力で敵を殲滅していく9人のアークウィザードたち。
「な、なんだと?」
「なにが起こっているんだ!?」
「ノイズにこんな兵器があるとは聞いてないぞ?」
パニックになっている魔王空軍のモンスター。雷を食らい一匹ずつ地面に落下していく。
「怯えるな! 我らには向かうとは面白い! あそこの集団だな! この私自ら相手をしてくれるわ!」
おそらくこの部隊を率いるボスだろう。敵の中で一番のサイズを誇る、巨大なブラックドラゴンがその大きな翼を広げ、紅魔族の方へと迫ってきた。
『カースド・ライトニング』
『カースド・ライトニング』
問答無用で雷を浴びせる紅魔族だが、さすがはリーダー格。攻撃に耐えている。
「ば、馬鹿な! 攻撃が効かない!」
「さすがは魔王軍、一筋縄ではいかないようね」
紅魔族の雷が弾かれているのを見て、驚く紅魔族たち。
「クルルルルル!! クロッハッハッハッハッハ!! 少しはやるようだが、この私には効かぬわ。モンスターの頂点であるドラゴンの力! とくと味わうがいい!」
撤退する紅魔族に食らい付こうとする黒い竜。
「真打登場!」
すると突如何も無い空間から、一人の女が登場した。こいつは確か……顔に7と書いてあるからななっことか言う奴か。側には1のナンバーの男が控えていた。彼が光の屈折魔法を使い、ななっこを急に出現させたようにみせたみたいだ。
ブラックドラゴンは動きを止め、空中で停止する。
「そこにいるのはわかっていた。お前たちの起こした嵐のせいで、その部分だけ不自然な反射をしていたからな。だが! まさか魔王軍幹部の私に敵うと思うのか? 勇気だけは買ってやろう。名を名乗れ!」
「紅魔族のななっこだ!」
名乗りを上げるななっこだが。
「な? ななっこ? それはふざけているのか? カロロロロロロ!」
「本名だ! 文句があるなら聞こうじゃないか!」
笑いを必死でこらえているドラゴンに、言い返すななっこ。
「ま、まぁ世界には色んな名前の奴がいるしな。変わった名前を持つ人間の噂も聞いたことはある。感性は人それぞれだったな。では私も名乗ろう。『魔王軍幹部にして! 空軍部隊を預かるもの! 魔王軍随一の空の覇者にして! 最強のドラゴン――」
「これぞ伝説の始まりにして、最強の魔法よ! 『爆発魔法!』」
名乗り上げの最中にななっこの爆発魔法が直撃し、ドラゴンはなすすべも無くバラバラになった。
「やっぱ俺たち無しで十分だったな」
軍団長を一撃で葬り去られた魔王軍は、完全に戦意を喪失し、散り散りになって飛び去っていく。それを追いかけて駆逐していく紅魔族たち。すでに勝敗は決した後だった。
「わ、私の出番は?」
アルタリアがハッと気付いて聞いてくる。
「ないな。いや、落ちたモンスターの中に、まだ息があるのが残ってるかもしれん。一応剣で刺して生死を確認しといて。生きてたら殺して」
「うん! わかった!」
アルタリアは落ちた魔物たちに剣を突き刺し始めた。
「さてと」
黒焦げになった巨大な死体を眺め、俺は検視を始める。
「こいつは手配書によれば、本当に魔王軍の幹部だったんだな。初陣で魔王軍幹部を討ち取るとか、こいつらヤベーな。しかも一撃だぞ?」
「私達の出る幕は無かったようですわね」
「ふひひひひ。私ならもっと綺麗に殺せますよ」
マリンとれいれいもドラゴンの死体を眺め、それぞれ呟く。
大きすぎる戦果にビビッていると、敵を壊滅に追いやった紅魔族たちが帰ってきた。
「どうだった? 私の爆発魔法は!」
「かっこいい! かっこいいぜ!」
「おい待てよ! 俺の華麗なサポートがあったからだぞ? それを忘れるなよ?」
「爆発魔法は確かに強いけど、連射は出来ないわ。倒した数では私の稲妻の方が上だ!」
「嵐を起こしたのは俺だからな! 忘れんなよ!」
どうやら今回の戦いで誰が一番活躍したか揉めているらしい。
「でもよ、こいつの名乗り方はかっこよかったな。なんだっけ? 『魔王軍幹部にして! 空軍部隊を預かるもの! 魔王軍随一の空の覇者にして! 最強のドラゴン』 いいな」
「よし、私達も戦闘前に名乗りをあげるのは?」
「賛成! 賛成!」
「で、こいつの名前なんだったっけ? 中々の強敵だったが」
「さぁ? 名前が出る前に爆発魔法でやっちゃったから。だって私の名前を笑ったんだぞ?」
「……」
「……」
「名前が残らないとは悲しいな。そうだ、このドラゴンのようにならないためにも、名乗るときには名前を最初に言うことにしよう!」
「賛成! 賛成!」
どうやら勝手に独自の決まりを作っているみたいだ。そう考えればあの黒いドラゴンも、全くの無駄死ではなかったかも。
こうして見事魔王軍の攻撃を退け、それどころか幹部を討ち取った紅魔族は、ノイズで多くの尊敬を集める事になった。俺は何もしてないけど。王やお偉いさんにもめっちゃ褒められた。俺は何もしてないけど。
これで多分博士は出世間違い無しだな。隣で悔しそうにハンカチを噛んでいた女の研究者を見ればわかる。俺もこのまま博士についていけば問題ないだろう。全てが順調に行きそうだ。パワーアップしてやばさが増したれいれいのこと以外は……。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
紅魔族の実戦テストが無事終わったその夜だった。あとはれいれいからいかに身を隠すかだけだ。段々包囲を狭まれている気がするんだが。そろそろ潮時かも。どうにかまだばれてない寝床を確保した俺は、ベッドで横になる。
浅い眠りについていると……。
深夜、なにか冷たい存在を感じて目が覚めた。
「レイ? いやれいれいだな?」
慌てて起き上がるも、れいれいの姿はいない。気のせいだったのか……?
『……我が……我輩には見える……フハハハハ』
微かとはいえ、冷たい笑い声がする。
不気味な声が俺の脳内に響き渡る。これは、何だ? 今までに無い経験だった。再び体を起こし、周りを見渡す。だが何も無い。あるのは闇だけだ。
『宣言しよう……貴様の野望は……叶うことは無いだろう……軍師気取りの男よ』
「そこに誰かいるのか!? お前はなにを言っている!」
少しずつ声が大きくなる。気のせいでは無い。
明かりをつけて周りを確かめようとするが、なぜか光がつかない。バチッと小さな音を立てて消えてしまう。
『大きな蜘蛛が……全てを破壊するだろう。貴様の野望もろとも……』
何者かわからない、だが確かになにかいる。誰かに俺の事を見られている。そして話しかけている。視線は感じるものの、真っ暗で何も見えない。
「お前は誰だ?」
『気付かないのか? いつも共に過ごしてきたと言うのに……』
少し残念そうな口調で、声の主は俺に返してきた。
『我輩は……貴様の……目だ!』
その言葉を聞くと同時に、その時、俺はその邪悪な……強大な力を持った何者かと目が合った。
「はっ!」
気付くと、深夜のベッドの上だった。体を見ると、汗をびっしょりかいていた。今のはなんだったんだ?
夢か……いや、それにしては生々しかった。実際になにか邪悪な存在。れいれいとは違う、本当に人間ではない黒い存在が側にいた様な。
辺りを見回していると、視線の端っこに気付く。枕元で何かが光っている。
「なんだ? これは俺の魔道メガネが……?」
俺の貰ったチート魔道具、バニルアイは一瞬赤く光ったあと、すぐに消えた。
「なんだったんだ今のは? 夢とは思えないが……」
何もかもわからない。いつも通りのメガネを見て、呟いた。
『大きな蜘蛛が……全てを破壊するだろう』
謎の声はそう告げた。大きな蜘蛛……見当も付かない。
ただ冷たい風が俺の部屋を吹き抜けていった。
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