「よい」

白くなめらかな頬を染めて

背にまわる腕は熱く

垣間見えた耳は初めて見るほど赤い

私が与える羞恥よりも

酔い前の向けられる欲でさえも

彼をこうは変えられない

愛しく可愛らしい様に

少し複雑な思いのまま

ただ君の熱を感じる

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