私的な詩的な短編集(素敵だなんておこがましい)
世楽 八九郎
白砂の貴女
かき分けるように進む
産まれる前に還れるように
顔をうずめる 泣きじゃくるように
口を押し付け 祈りを唱える
焼け残った伽藍の柱
砂に埋もれる貴女の骨
俺たちは皆、渇く
求め貪る
この衝動を愛だと
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます