第3話 ピアノの先生は誰でもできる?
ピアノの先生には、免許はありません。
だから一昔前は、いや、二昔前は、ほぼ弾けないピアノの先生ってのもいたのですよ。
自分でお手本さえ弾かなければ、ばれないし、音符読めて簡単なリズムがわかれば初歩は教えられるんですよね。
手に負えなくなるくらい上手になってしまう子は、ちゃんとした先生を紹介すれば問題なしって感じですね。
結構、昔はピアノの先生ってのは、子どもの人数が多くて儲かっていたのです。ピアノの先生は、保育の勉強してた人や学校の先生辞めた人とかね。ピアノが弾ける人が少なかったから、大盛況。
今の時代は、音楽大学出のピアノの先生は沢山いますが、子どもが少なくて(=生徒がすくない)儲からないです。
子ども達の学校から帰ってくる時間も遅くて、平日にレッスンをあまり入れられない。
だからせっかく音楽大学卒業しても、ピアノの先生は儲からなさ過ぎてなかなかできないんですよね。
誰でもできるんだけど、できない?そんな感じかな?
続く
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