結界の張られていなかった公園から離れ、アイリスたちは詠歌の家へと辿り着いた。

 此処を選んだのはレラの頼みだった。伝えるべき事がある、と。

 当然のようにアイリスは敵意を隠そうともせず、拒否したがアイネと彩華に止められ、渋々と頷いた。


「詠歌の体を返せ。そうすれば貴様にもう用はない。何処へなりと消えろ」


 居間へと集まった後、アイリスはこの風景に不釣り合いな黒騎士を睨みつけながら言い捨てる。


『断る。我にはこの人間との約定がある。『アイオド』を倒した後、そばになければ解放された魂が肉体に還るかも分からない』

「貴様である必要はない。私が連れていけば良いだけの話だ」

『汝では不可能だ』


 最悪のファーストコンタクトを経た二人には協力するという考えはない。勝者であるレラにとってはアイリスは戦力足りえず、アイリスにとってはレラは詠歌を奪い去った張本人、敵であっても味方ではない。


「ほざくなよ、言いように使われていただけの人形が」

『その人形に敗れたのは一体誰だ?』


 一触即発、今にも掴みかかりそうになるアイリスを彩華が止める。


「待ってくださいエリュンヒルテ様っ、まずはとにかくどうするかを考えないと!」

「考えるまでもない。私があの小僧と『アイオド』を滅ぼせばいいだけの事だ」

「ですがっ、エリュンヒルテ様一人では槍は抜けません!」


 夜影の禍槍ヴェルエノート、アイリスが名付けたその槍は神に対して絶対的な優位を持っている。だが聖剣に封じられた槍はアイリスだけでは抜く事が出来ない。既にそれは実証されている。


「槍がなくとも邪神如き、この手で叩き潰すまでだ」

「『アイオド』は『ウルタールの猫』以上に凶悪な邪神っ。しかも暴走していた『ウルタールの猫』とは違って、召喚されたものなら理性的でより凶悪なはずです!」

「……」


 アイリスも頭では理解はしている。今の自分では詠歌を取り戻す戦いに勝利する事は出来ない。これまで何度となく繰り返して来た戦いは全て、相手を打倒する戦い。守る戦いも取り戻す戦いも、アイリスは経験していない。

 それでもレラの手を借りる、というのに納得出来なかった。


「貴様になら出来ると言うのか? 我が勇士の魂は奴の手の中、敗れたというのなら貴様も同じだろう?」

『……我はこの人間との約定を果たす。どんな手を使っても』

「つまり策はない、と。そんな者に任せられると思うのか?」


 レラにもそんな戦いの経験はない。彼女がしてきたのは自らを守る戦いが殆どだった。


「まずは話を聞くべきだろう。伝えるべき事がある、そう言っていたな?」


 このままでは埒が明かない、そう判断したアイネが口を挟む。本来なら緩衝剤の役目を果たしてくれるだろう彩華も今は動揺している、この場で最も理性的でいられるのは彼女だ。


『……この人間が肉体から離れる間際に言っていた。此処に置かれた本を読め、と』

「本……?」


 それだけでは何も分からないと彩華の視線が居間を彷徨い、テーブルの上に置かれていた読みかけの本に目がいく。

 昨日、ショッピングモールで詠歌が購入していた料理レシピ本だった。


「まさかこれの事……?」

「まさか。そんなものを読んでどうなる?」


 何の関係があるとも思えないそれを手に取る。アイネの言う事も分かるがそれならもっと言い残すはずだ、と彩華は首を振る。


「もしそうなら詠歌君はもっとちゃんと伝えてくれるはずだよ。きっと意味があるはずだ」


 パラパラと本を捲っていく。内容は平凡な内容だ、強いて言うなら女性が好むような、スイーツ関連のレシピが多いだろうか。


(エリュンヒルテ様の為に覚えようとしていたんだろうね。それとも私が口うるさかったからかな?)


 ただ捲っているだけでは分からない、小さな記述の事を指しているのかと思ったが、とあるページを見てそれが杞憂だと知る。

 本から視線を上げ、抵抗する事無くついてきたユーリを見る。彼女は今も俯き、一言も言葉を発していなかった。

 ああ、だからなのか、と納得する。これを伝えるだけなら何もこんな回りくどい伝え方ではなく、直接レラに言えば良かっただろう。それをしなかった理由を察し、彩華はアイリスに本を手渡す。


「エリュンヒルテ様、これを」

「……ちっ」


 開かれたページの見出しを見て、アイリスは舌打つ。彩華同様に察し、同時に自らの発言を思い出して出たものだった。

 これを無視してしまう事は自らの誇りに反する。そこまでは詠歌も考えていないだろうと知っていながら、一度口にした言葉を翻す事は出来ないだろう。


「……選択に手を貸すと言ったのは私だ」


 詠歌の知らない、ニコラ相手の言葉。しかしその言葉に嘘はない。嘘にするつもりもない。


「黒騎士。貴様、名は何と言う」

『……リシュライナ』


 唐突な問いに訝しげながらレラが名乗る。それに鼻を鳴らし、アイリスが返す。


「我が身は吸血戦姫ヴァンパイア・ヴァルキュリア。我が名はアイリス・アリア・エリュンヒルテ」


 傲慢な口調に傲岸な態度でされたそれは、アイリスの最大限の譲歩の果ての、自己紹介だった。


「リシュライナ。我が勇士の肉体、貴様に預ける」


 その発言にアイネが驚く。詠歌に肩入れしている事は先のニコラとの件で知っていたが、自らの意思を曲げてまでレラに詠歌の肉体を預けるとまでは思っていなかったからだ。


「勘違いをするなよ背信者。私は自らの意思を曲げない為にしているだけだ」


 それを察してアイリスが不愉快そうに釘を刺した。妙な勘違いをされては堪ったものではないと言わんばかりに。


『……我はまだ、汝を認めたわけではないぞ。無策は汝も同じ、そんな者に従うなど――』

「戯け。貴様と一緒にするな。これ以上駄々を捏ねるなら知らんぞ」

『……』


 これ以上、意地を張り続けてもみっともないだけ。自身も譲歩すべきだろうとレラは沈黙した。

 アイリスの態度は気に入らないが、策があるというのなら聞くだけの価値はある。


「次は貴様だ、小娘」

「……」


 此処に来てから初めて、アイリスは視界に入れようともしなかったユーリを見下ろした。

 しかし反応はなく、ユーリはただ畳の上で膝を抱えている。何度か話しかけていたアイネや彩華にも反応を示さず、ずっとこの調子だ。


「ふん、惨めなものだ」

「ッ、吸血戦姫ヴァンパイア・ヴァルキュリア! お前に礼節を弁えろとは言わん、だが言葉を選べ! 彼女も久守詠歌と同じ、奴に利用されていたんだ!」

「どんな事情であれ、選択したのは小娘自身だ」


 アイリスは鬱陶しげにアイネを見て、冷たく言い放つ。ユーリに同情などするはずもない。


「だがあの小僧とした問答を繰り返す気もない。彩華」


 レラからも再び敵意が湧き上がる気配を感じ、アイリスは彩華を呼ぶ。


「は、はいっ」

「お前が選択しろ。背信者を取り戻した今、小娘をどうするか。何を訊き、何を求めるのか」


 それだけ言って、彩華に後を任せてアイリスは瞳を閉じた。口を挟むつもりはないという意思表示だ。


「私は……」


 きっと何を選んでもアイリスはそれを尊重するだろう、という確信が彩華にはある。

 今も微かに震えているユーリを抱き締め、大丈夫だと囁きかけてもアイリスは何も言わないだろう。興味を失くし、二度と視界に入れようともしないはずだ。


(……でも、それじゃあ駄目なんだ)


 詠歌を助ける為に、ではない。たとえユーリがどうなろうとアイリスはどんな手を使ってでも詠歌を取り戻すだろう。

 だが駄目だ。それではニコラとの問答に答えは出せない。


「……ユーリちゃん」


 彩華は選択し、膝をついてユーリへと語り掛ける。


「あなたはアイネちゃんにも詠歌君にも、私には想像も出来ないような酷い事をした」

「……」


 此処に来る途中、アイネの足取りがふらついていたのを知っている。

 レラの兜の下、詠歌の顔に無数の傷がついていたのを知っている。


「あなたは今、私には想像もつかない悲しみと苦しみの中に居るんだよね。でも……」


 怯え、震えるユーリの姿を知っている。


「……それとこれとは話が別だ」


 ビクリ、とユーリの肩が跳ねる。アイネが口を開こうとして、寸前で踏み止まった。


「アイネちゃんが許しても、詠歌君が許しても、私は、私の大切な人たちを傷つけたあなたを許せない」

「……っ、う……っ」


 呻くような噛み殺した嗚咽が膝に隠れたユーリの口から漏れる。


「……どうしてか、分かる?」

「……………………分かって、ます。わた、しっ……わたしがっ、したのは……いけない事だって、分かってっ、る……」


 しゃくりあげながら、ユーリが口を開いた。


「でもっ……だって……っ、……じゃないっ、ですか……! わたしっ、には……」

「それは違う。どんな理由があっても、どんな事情があっても……誰かを傷つけていい理由にはならない。悪い事に仕方ない事なんてない」


 嗚咽交じりの訴えを彩華は真っ向から否定する。一切の同情も酌量もせず。


「仕方ないなんて言葉で自分のした事を肯定しちゃいけない」


 レラとアイネ、見守っていた二人はユーリと同じように彩華の肩も震えている事に気付く。

 彩華も嗚咽を耐え、言葉を吐き出しているという事に。


「いけない事だと、悪い事だと分かっているなら……自分自身がそれを否定しないと駄目だ」

「っ、あなたに――!」


 耐え切れず、ついに顔を上げたユーリもまた気付く。涙に濡れた自分と同じように、彩華の頬も濡れている事に。


「どうっ、して……あなたまで……」


 彩華が泣いている理由がユーリには分からなかった。

 今までもユーリを糾弾した者は居た。痛みと恐怖に犯されながら、怒りの感情をぶつけて来る者たちが居た。彼らとは違う。彩華の流す涙はユーリが見た事のないものだった。


「どうしてだろうね……自分でも分からないんだ。悲しいのか、悔しいのか、苦しいのか……色んな事がぐちゃぐちゃになって、それでも言葉にしなきゃいけないって分かってるから……今まで誰もあなたに教えなかったなら、私がそれを教えないと駄目だって」

「何、を……っ!」


 初めて、ユーリは気付く。心の中でピースが噛み合っていく。彩華が何を伝えようとしているのかを。

 脳内で過去の審問風景が駆け巡る。恐怖と狂気の審問の最中、多くの者が口にした言葉の意味を今、ようやくユーリは知る。


「あっ、ああっ……!」


 頭を抱え、鳴り響く声を振り切ろうとしてももう遅い。気付いてしまったのだから。

 息が荒くなり、体が震える。視界が涙に滲む、体中から汗が噴き出す。


「だって、だって、わたしっは……! うっ、あ……」


 ああするしかなかった。仕方なかった。そんな言葉が心の何処かで聞こえる。けれどそんな言葉では響く声は止まらない。

 かつて自分が無感情に切り捨てた言葉が、無意味だと聞き流した悲鳴が、今度は自らの心の底から溢れて来る。止める事など出来なかった。


……! ごめんなさい、ごめんなさい! 許してっ、許して下さい……! ごめんなさい……っ! どうかわたしを……!」


 紫の髪を振り乱し、その言葉を繰り返す。

 頭を抱え、その爪で肉を掻きむしりそうになるユーリの両手を彩華は掴んだ。


「い、いやぁ! ごめんなさいごめんなさい! 許して……! 許してっ、許して!」

「……」


 暴れた拍子にユーリの爪が自らの頬を引っ掻いても決して放さず、その両手を自らの背中へと下ろして、ユーリを抱き締めた。


「……許すよ。たとえアイネちゃんがあなたを許さなくても、詠歌君があなたを許さなくても、他の誰もがあなたを許さなかったとしても……私はユーリちゃんを許すから」


 母親が赤ん坊に自らの心音を聴かせるように、ユーリを胸で抱き締める。


「うっ、うぅぅうううううううううううううっ!」


 そんな彩華に縋るように、背中へと回した手に精一杯の力を込めてユーリは慟哭した。


「大丈夫……もう大丈夫だよ。よく頑張ったね」


 服が濡れる事も、痛いほどの力で抱き締められる手も気にせず、彩華もユーリを力の限り抱き締める。

 その光景は一枚の絵画のようで、誰も口を挟む事は出来なかった。


(……あなたはすごいな)


 見目相応の姿を晒すユーリに、アイネは内心で称賛を贈る。


(あなたは自分がそんな言葉を掛ける資格がない事を知っている。自分の言葉がどれだけ無責任なものかを知っている)


 彩華はアイネや詠歌、これまで多くの背信者の烙印を押された者たちが受けた仕打ちを知らない。どれだけ残酷で、凄惨な拷問だったのかを知らない。

 それでも彩華はユーリに赦しを与えた。それが出来るのは当事者である二人と、最早言葉を発する事の出来ない死人たち、そして神しか居ないと知っていながら。


(あなたは自らの行いを責めるだろう。そんな言葉を口にする資格などないと。そうだと知っていながら、あなたは彼女に救いを示す事を選んだのだな)


 かつて、巫女として在った時、私ならばどんな言葉を掛けただろう。そう考えて、すぐに答えは出た。


(『罪を告白したあなたを神はお赦しになるだろう』……ユーリが求めているのは神の赦しではない。生きた人の許しだ)


 人に見捨てられた者を救うのが神なら、神に見捨てられた者を救うのは生きた人しかいないのだから。


(私には出来なかった。それは神への背信に他ならない。かつての私にそんな真似、出来るはずもない)


 視線をアイリスに向ければ瞳を閉じたまま、しかしその口許には笑みが浮かんでいた。


(こうなる事を知っていた、わけではないだろう。人ならざる吸血戦姫ヴァンパイア・ヴァルキュリアには神や人の柵などない。ただ信じて……彼女はその期待に応えた)


 部屋に響くユーリと、それに混じる彩華の微かな嗚咽の中、アイネは天井を仰ぐ。

 その向こうにある、完全な廃墟となったかつての教会に思いを馳せながら。




 ◇◆◇◆




 それから五分と経たない内にユーリの慟哭は寝息へと変わっていた。見た目通りなら十代前半、精神的にも肉体的にも限界だったのだろう。

 彩華は背中に回された両手を優しく解き、ハンカチで濡れた目元を拭う。そしてユーリを抱き抱え、開かれた襖越しの隣室に置かれたソファへと寝かせた。

 最後に寝息を立てるユーリの頬を撫で、襖を静かに閉める。暫し襖の前で何かを考えるように沈黙した後、アイネたちの方へと振り向いた。


「それがお前の選択か」

「……はい。詠歌君を助けなくちゃいけない、それは分かっています。でも詠歌君と違ってあの子には誰も居ない。……甘い考えだとは分かっています。それでも私は、ユーリちゃんの味方で居てあげたいんです」


 その返答にアイリスは肩を竦め、アイネを指す。


「その物言いでは言葉を選べ、と背信者殿の怒りを買ってしまうぞ?」

「なっ、妙な事を言うなっ。彼女の選択は尊いものだ」


 それがアイリスなりの優しさなのだと知る彩華ははにかみ、では、と言い替える。


「私はエリュンヒルテ様たちを信じています。どんな事があっても詠歌君を助けてくれるって」

「ふん、聖女か聖母でも目指しているのか? 『ハルエラ』程行き過ぎれば不愉快だが、此度は許そう。小娘がどうなろうと私がやる事に変わりはないのだからな――さて、これで理解したか?」


 彩華から移った視線の先に居るのはレラだった。一体何の事を言っているのかとアイネは訝しげな表情を浮かべる。


『……何を言っている?』

「貴様ではあの小娘の心までは救えまい。それと同じだ、貴様に我が勇士の魂は救えん。だから貴様はその肉体を守り抜け」

『……』


 どのような理由かは分からないが、レラがユーリを守り、救おうとしていたのは間違いない。アイリスへと向けられていた敵意は単なる反抗心だけではなく、ユーリを害そうとしていたアイリスへの怒りの表れだ。


「たとえ力なき弱者であっても、我らに為せぬ事を為す。……ああ、認めよう。確かに私は貴様に敗北し、勇士を奪われた」


 何度目かの驚愕を示したのはアイネだけではない。レラもまた言葉にせずとも驚愕していた。傲岸不遜に見えた吸血戦姫ヴァンパイア・ヴァルキュリアが己の敗北を認めた事に。


『汝のような者が素直に敗北を認めるとはな』

「そう驚く事でもあるまい。元より私は天上から堕とされた身、敗北など飽きる程味わっている。無論、敗者で居続けるつもりはないがな」

『だから汝が勇士の魂を取り戻すと? 弱者と認め、それでも勇士を救うの汝だと?』

「いいや。貴様はいずれ完膚なきまで、私の納得がいくまで叩き潰す」


 負けを認めたとは思えない態度にレラは呆れるが、これは言って治る類のものではないと聞き流す。


『では何が言いたい』


 しかしいつまでも付き合う気もなく、アイリスに結論を促した。


「あの小娘から始まり貴様も、詠歌も私を苛立たせた。だが今となっては些細な事だと流してやろう」


 アイリスが浮かべた表情は、吸血戦姫ヴァンパイア・ヴァルキュリアという存在を見直し始めていたアイネの意識を再び揺り戻す。

 たとえ為す事が正しき事であっても、やはり受け入れ難い悪性であると。


「あの小僧は我が勇士のに触れた。私が見定め、私が選んだ勇士の魂にだ。そのような所業、許せるはずがないだろう。戦乙女ヴァルキュリアであっても決して許さん、それにあの小僧は触れたのだ」


 アイリスは眼前で拳を握り、ニコラへの憎悪を溢れさせる。紅の双眸がさらに煌々と輝く。


「我が勇士エインヘリアル、久守詠歌の魂を導くのは吸血戦姫ヴァンパイア・ヴァルキュリアである私の役目だ。主神の傀儡たる戦乙女ヴァルキュリアではない、ましてやただの人間になど渡すものか!」


 ニコラは知らない。自らが吸血戦姫ヴァンパイア・ヴァルキュリアの逆鱗に触れた事に。

 そして詠歌自身も知らないだろう。一体自分がアイリスにとってどれほどの存在になっていたのかを。


『……どうやらこの人間は随分と厄介な者に目をつけられているようだ』


 レラは鎧の内にある肉体の持ち主に今後訪れるであろう受難を察し、僅かに同情した。

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