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目次
境界
あやふやな中で息づく世界
ここは全てが許される
ここは僕の逃げ場であって
クリエイティブなスペースだ
そこに彫られたひっかき傷
抉り取られたすじ三条
消しても消しても消しても消しても
いつの間にかそこにある
気にしなければ良いだけなのに
ふとした時につまずいて
転んだことでまた気付く
まだあったのかと思い出す
傷を眺めて苦しむ私
自由な意思と自由の結果
私の思考のもう一人
忘れたなんて言わせない
ここは私だけの場所
誰も知らない秘密の場所
全ての事が許される
私だけの場所なのに
引きずる感情
歪んだ恐怖
一途な憎悪
消えない傷痕
消えろ!消えろ!
居なくなれ!
傷は何も語らない
そもそも傷は目に見えない
私は全てお前の中へ
混ざりあった一人のモノへ
たった三条の檻の中へ
僕の意識は拘束される
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