出来の悪い私の毎日

吸血天狗

プロローグ

小さい頃から勉強はできなかった。

運動だって駄目。

友達と言える人なんて一人も出来なかった。

勿論、彼氏なんているわけない。

親にはバカだの、ゴミだの散々言われ、弟は私を召使いと勘違いしている。

祖父と祖母は私を霧崎の恥さらし、荷物扱い。

そんな絶望的な毎日を送る私、霧崎茜は、今日死にます。

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