第7話お小遣い

カタカタ震えている、建物の音だろうか。


勤は、カードを返してもらう為に、何て言ったらいいのかわからなかった。


日本兵『寝床を探す。このカード?は、いらないのか』

寺の人『盗みは、犯罪なのじゃ。盗人は、寺には来るな。』




鳥の鳴き声がする。


勤『カード、返してよ。いらないかもしれないけど、お小遣いで買ったんだ。』

日本兵『意味がわからないな。』

寺の人『わしが預かろう。』

寺の人が、強引にカードを取ってしまった。


日本兵は、去っていった。


町を歩くのだろうか。


寺の人『これは、勉強代だと思って、帰れ。』

勤は、あきらめられないのだが、帰らされた。



日本兵・・・こっちは、冷たそうだなぁ。

明るい方に行こう。


勤は駅へ向かった。

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