第44話 不安
昨日の今日で、僕は純子さんを心配している。もしも何かあったら、と思うと不安に押しつぶされそうだ。僕に出来ること? そんなのわからない。事情はそんな単純じゃない。言葉ひとつさえ思い浮かばない。純子さんは僕の名前を呼ばないだろう。なぜかはわからない。純子さんは過去で深く傷ついている。でも、僕も病気で色んな嫌な目にあってきた。少しでも純子さんに寄り添いたい。少しでも純子さんの笑顔が見たい。神様、純子さんに答えを教えてあげて下さい。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます