第34話 道のり
純子さんと姉上に、僕の電話番号のメモを渡した。「電話できないと思うけど」と純子さん。それでもいいよ。
それと、メガネの女性と仲がいいことを純子さんに言った。
「良かったね! おめでとう!」と純子さんは言う。
僕はちょっぴり複雑だった。
とびきりの笑顔の純子さんだから。
本当はもっと純子さんのことが知りたい。
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